注!
今回の記事はネタバレを含みますからまだ観られていない方が読む際はご注意を。突如、春の屋に連泊
11/3に春の屋に泊まってきたところであるが、間髪入れずにその翌日、何を思い立ったか連泊をきめた。今回の宿は3度目の塚口サンサン劇場 。
日曜の夜だからか、観客は約20名。昨日の逆、といったほうがいいかもしれない。
今回も、特別音響上映。
入場
開演7分前にシアターへ入場。例によってエンディングが流れていた。中央通路側席は昼頃の時点で半数が埋まっていたことはわかっていたが、いざ入ってみるとほぼほぼ埋まっていた。
中央は見えやすいですからね。
開演から7分ほどで本編開始。
ハンカチ忘れるとやばいぞ
誰もいない家から出るときにおっこが言う「行ってきます」の一言。帰ることがないであろう場所から出発する際の「行ってきます」の威力。
シュールなBGMと合わさって、、ホロリときそうな一面である。
「く、蜘蛛!」
虫に対する抵抗が強いところは都会っ子特有なのかもしれない。
毎度笑いそうになる「縁(へり)を踏まないように」
いや、真面目に練習してるのはわかるのよ。けど笑えてくる不思議。
そして、
「普通なんて曖昧な物差しでお客様を計ってはいけないよ。『普通のお客様』なんて言い方は、『お客様を見てません』というのと同じ、もてなしに悖ることだよ。」何度聞いても感銘を受ける。by 関峰子
この考え方、もっと広まればいいのにといつも思うのだ。
その後の涙は感動か、それとも悲しみか。
時は流れ、寒い時期。
トカゲに対する反応の差は歴然。成長を感じる。
そしてやってきたあの一家。なんてこと…。
その後の衝撃発言…。始めのあたりの、自らの辛い体験が頭をよぎったのかと思わせる場面。
そこから涙腺ダム決壊。 周りからもすすり泣く声が。
しかしあの男、なぜ最後までおっこを「お嬢ちゃん」と呼ぶのか。 不思議である。
どうやらわかっていたのかもしれないな。
そしてクライマックスに続く、おっこの大きな成長を感じさせる一言。
感動必至である。
なんと今回、あろうことかハンカチーフを忘れてしまい、目から流れる汗を止められず、首元を濡らしてしまう失態…。
観る時はハンカチ必須。
余談。最後に拍手をしようとしていた人たちが数人。気持ちはすごくわかります。が、他がやっていないと…ね。難しいなぁ。
なぜここまで推しているの
それは、心が洗われ、不思議とすっきりとした気持ちになり、人に対する接し方、考え方が180度変わるといえるからであります。まさかまさかの2日とも全く同じ回で全く同じ作品を観るという謎。
それでもストーリーは全部知っているはずなのに、不思議と泣けてくる名作。
若おかみ、恐るべし。