本年もお世話になりました

2022年もまもなく終わりを迎えようとしています。
本年もご愛顧いただきありがとうございます。

初のコミックマーケット

本年の大きなトピックとしては、初めてコミックマーケットへ参加したことであります。
多くの方にスペースへお越しいただいたことにより、ダイエー本第3弾含め多くの方にダイエー本をお届けすることができました。
知っているあのお店、どうなっているんだろう?知りたい!との思いから執筆しましたが、出版後の反響は非常に大きかったように思います。

ダイエーについて

本年はダイエーの屋号増減が少なかった年でした。
閉店は1店舗ですが、黒塗りの新店が2店舗、ダイエー屋号での新店が2店舗あります。4増1減です。 閉店については老朽化もあろうかと思いますが、そうではない理由の場合は買い支えに対する啓発の不足が要因であると感じています。
継続的な買い支えが、身近なお店を守ることにつながります。
少しでも大丈夫ですが、続けてください。
皆様のご協力をお願いいたします。

ダイエーへの感謝

ダイエーは今年3月に社長が交代、その後についてはダイエーを段々と盛り上げる施策を連発してくれている。
例えば創業祭、通常は9月の1回のみだが、複数回行われている。
ダイエーが盛り上がるのはとても嬉しいことである。
65周年の今年、ダイエーが盛り上がったのはファンとしても大変嬉しく思っている。
来年も、ダイエーでよい品を安く、そして楽しく買い物ができるよう願っている。

2023年について

2023年についても、「ダイエーなんてもうない」という人を一人でも減らすために尽力したいと考えています。
また、1月にはダイエーに関する同人誌第4弾の頒布開始を控えております。
2023年も精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2023年もご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 それでは、皆様どうぞ良い年をお迎えください。

残りわずか

2022年も残り6時間を切った。
今年も激動の1年であったダイエーを振り返る。


1月 特に動きはなかった。

1月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

 

2月21日 ダイエー社長交代発表。

2月21日、ダイエーの社長の交代が発表された。
西峠泰男氏。なんとこの方、2020年3月までベトナムにいらっしゃった。
それが数年後にはダイエーの社長である。
この時はまだ、どのようなことをしてくれるのか全くわからなかった。

一方、社長退任となった近澤靖英氏は、2015年2月、ダイエー解体の直前に社長に就任。
モッくんの再雇用をはじめ、クリスマスソングの制作など数々の功績がある。
 思い返せば、近澤氏の社長就任の数ヶ月前に「ダイエー屋号消滅」宣言がなされた。
その後に近澤氏が社長へ就任。モッくんを一度クビにしたかと思えば、「特命宣伝部長」の役職付きで再雇用を実現。
そして、2020年初頭より起きたコロナ禍。その際も、「届けたいのは、安心」をスローガンに営業を継続。60秒のドキュメンタリー映像も発表。
さらに、大阪市内で「こデリ」なる新たな屋号を創出した。
いつの間にか、ダイエー屋号消滅の話はなくなっていたのだ。

私自身、ダイエー屋号存続への舵を切ってくれたのは一番大きな功績だと考えている。
しかし、近澤氏が社長の頃にグループ会社の再編が加速してしまったのもまた事実。
なので両手放しで喜べるわけではないのだ。

さて、そんな近澤氏だが、2022年3月からはイオンベーカリーの代表取締役会長に就任。
しかも、おひとりではなかった。
ダイエーマンである岡本近畿事業本部長も、イオンベーカリーの代表取締役社長へ就任。
いやはや、人生とはわからないものである。

2月24日 ダイエー屋号での新店舗オープン発表!!

2月24日、ダイエーは、東京都江東区に「ダイエー豊洲店」を4月1日にオープンすることを発表。(店コード:0888)
公式発表では、「約4年半ぶりの出店」と書かれているが、おそらくこれは2017年9月30日オープンの「ダイエー東部市場前店(0857)」、「ダイエー住ノ江駅前店(0858)」のことと思われる。 
しかし、ここは「フードスタイル店舗」であり、また「ビッグ・エー」の居抜きなため、純粋なダイエーとは異なるのだ。 
こちらで確認したところ、フードスタイル店舗を除き、再出店を含めると2016年7月21日オープンのダイエー町田店(0852)以来約5年8ヶ月ぶり、再出店も含めない場合は2014年10月28日オープンのダイエー浦安駅前店(0761)以来実に7年5ヶ月ぶりのダイエー屋号での新規出店である。
社長交代直前の出来事であったため、近澤社長の置き土産かと思っている。

…このときはまだ、この後に続くとは誰も予想していなかった。 

3月1日 近畿事業本部長、交代。

2月21日に発表された通り、社長が交代、近畿事業本部長もいなくなってしまったため、後任人事が3月1日に発表された。
ダイエー店舗の棚卸などを行っている「株式会社ダイエースペースクリエイト」の代表取締役社長であられた大竹勇(おおたけ いさむ)氏。 
新近畿事業本部長の大竹氏も、ダイエーマンである。
また、株式会社ダイエースペースクリエイトの社長には、ダイエーいちかわコルトンプラザ店(0401)の店長であられた中内晃氏が就任。
我らがダイエーグループ総帥である中内㓛CEOとの関係性は不明である。 

4月10日  ダイエー東鷲宮店、閉店。

4月10日、ダイエー東鷲宮店が閉店。

動画を見ていると、「ÆONとは、ラテン語で永遠を意味する」との話があった。
最後の店長となった清水店長。この方はダイエーマンである可能性が高いのだ。
(公開されている情報を確認する限りは、ダイエーからの出向となっている)

パッと写ったかと思えば、「イオン東鷲宮店」のタスキ。そしてその左側に謎の男性。
話を聞き続けると、5月にオープンし、後継店舗となる「ÆONSTYLE南栗橋」の店長であることが判明。
タスキの受け渡しによって、引き継ぎを表したいように感じた。

東鷲宮店、実は未踏の地であったので、悔やむばかりである。

4月23日 2代目ダイエー西宮店、リニューアルオープン!!

4月23日、2代目ダイエー西宮店がリニューアルオープン。
近畿事業本部管轄店舗の旗艦店となるべく大改造を実施。

…お気づきだろうか。私が「2代目ダイエー西宮店」と記載している理由。
ダイエー西宮店、初代は別の場所にあるのだ。2016年に看板が変わったためあちらを「初代」としているのだ。
この2代目も初めからダイエー西宮店だったわけではない。
元々マルナカ事業部の管轄店舗だったのだ。もうお気づきだろう、マルナカ物件である。

ちなみに、ダイエーの1社提供の料理番組、「dai-docoro☆ベジタ」の撮影にも使われている模様。

5月 特に動きはなかった。

5月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

6月 新アプリへの移行を実施。

6月21日、ダイエーは新アプリ「iAEON」を導入。
そして、クーポン配信も将来的にこちらへ移行することが明かされた。

なんでもÆON化、どうなんだろうと思っていた。
便利さに気づくのはまだ先である。

7月 特に動きはなかった。

7月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

8月30日 アプリ統一、実行の知らせ。

8月30日、ダイエーはクーポンの配信を9月1日より「iAEON」に一本化すると発表。
さらに、購入金額に応じてボーナスポイントの進呈キャンペーンを開始。
ただし、iAEONアプリで表示できるバーコードの提示及び読み取りが必要。

…これについては、移行にあたり消費者側でやらねばならないことがあったため、少し苦情の声があったようだ。
実際、店長への直行便に投書されているのを見たことがある。 

9月9日 盲導犬募金、5億円到達!!

9月9日、ダイエーは盲導犬募金が5億円に達したことを発表。
ダイエーは1991年3月から盲導犬募金を実施しており、2008年11月末で2億円、2013年5月で3億円、2017年1月で4億円に達し、そしてついに2022年6月、5億円に達した
ダイエーが30年以上に渡り続けている社会貢献活動の一つであり、ダイエーらしさの一つでもある。
募金だけではなく、補助犬ふれあい教室なるイベントも実施。
社会のために、今できることを着実にやっているのだ。

9月22日 ダイエーが寝屋川市に復活する!!

9月22日、ダイエーは「ダイエー寝屋川中神田店」を10月22日にオープンすることを発表。(店コード:0889)
大阪府寝屋川市には2005年8月末まで「ダイエー香里店(0084)」があったが、実に17年2ヶ月ぶりに復活することとなった。

9月23日 ダイエー65周年!!

ダイエーは2022年9月23日、65周年を迎えた。
もちろん「創業祭」が開催されたのだが、CMでは妙な発言があった。
「今こそ、よい品をどんどん安くへ挑戦します!!」
よい品をどんどん安く、より豊かな社会を。中内㓛CEOが定めたダイエー憲法である。 
これは挑戦するものではない。「実践」するものであると私は思った。  私はこのように思ったことをそのまま書いたが、どうやらこれを見て心動くものがあった方もいるようだ。
公式に伝わったのかはわからない。が、これ以降ダイエーは「よい品をどんどん安くへ挑戦する」と言わなくなった。

私自身知っているところはあるが、秘密にしておきたい。 

10月5日 新店第2弾!!

10月5日、ダイエーは塚口店(0318)の向かいに「フードスタイルソコラ塚口店」を11月2日にオープンすることを発表。(店コード:0890)
ここは「塚口さんさんタウン」の3番館があった場所で、野村不動産が開発する「ソコラ塚口」の地下1階と1階に出店するものである。
食品売場だけではなく、化粧品売場も設置!!
産学連携も行うようで、楽しみである。

10月22日 寝屋川中神田店、オープン!!

2022年10月22日、ダイエー寝屋川中神田店がオープン。 オープン当日は朝から大行列。

所在地は元々田んぼであった。最寄り駅は京阪本線の萱島駅であるが、徒歩15分ほどと少し離れている。
だが、周りは家やマンションが多いので、需要はかなりあると思われる。
  私はオープンには出遅れたので、代わりに初日の閉店を見届けた。

10月31日 グルメシティ西大路店、閉店。

10月31日、京都市の「グルメシティ西大路店(0828)」が閉店。
10年しかなかった超短命店舗であるが、駅から少し離れているのでちょっと難ありなのかもしれない。
私も行ったことがなく、閉店の1週間前にようやく訪問。もっと早くに来ておけばと悔やむばかりである。

10月31日 ダイエー竜野店、閉店。

10月31日、兵庫県たつの市のダイエー竜野店が閉店。

こちらは「赤とんぼ広場」という専門店街と同居しており、オーナーはダイエーグループであった建設会社の「イチケン」である。
老朽化を理由に閉店を決めたのはオーナーなので、仕方ないと言えば仕方がない。

閉店セレモニーでは赤とんぼ広場の店長がお客様からの手紙を読み、ダイエー側は、とても素晴らしい挨拶があった。

実は、初めての店長だという中村店長。
着任初日の出勤時、従業員から「新しい店長さんやね、よろしくね」「新しい店長さんやね、頑張ってね」と声をかけられたのだという。
従業員から愛されているのが窺えるエピソード。
従業員同士の距離が近いというのも個性であるとおっしゃられていた。

そして最後。
「ÆON竜野店は本日をもって閉店いたします。明日以降は営業いたしませんが、どうか、ダイエー竜野店、ÆON竜野店を忘れないでください。皆様が、ふるさと竜野を思い出すときお子様、お孫様の成長を振り返るとき。また、ご自身の人生の節目を振り返るとき。その思い出の中に、どうか、ダイエー竜野店、ÆON竜野店が存在し続けることを願っております。

これ、初めての店長の挨拶じゃない。素晴らしすぎる。
私はその場にいなかったので、少し後悔が残った。

11月2日 ソコラ塚口店、オープン!!

2022年11月2日、塚口に新店舗がオープン。
こちらはキャッシュレス専用セルフレジの導入があったようで、調べてみるとダイエー近畿地区初。 
私は11月3日に訪問しており、様子を確認したところ大変賑わっているように見えた。 

11月10日 新店第3弾!!

ダイエーは大阪府豊中市に「フードスタイル豊中庄内店」を12月2日にオープンすると発表。(店コード:0891)
グルメシティ庄内店(0758)とは共存するようで、少し離れている。
近畿地区3ヶ月連続出店の最終である。やはり今年のダイエーは近畿が一番熱いように見える。 

11月30日 ダイエー金剛店、閉店

11月30日、ダイエー金剛店が閉店。
 
どうやら再建されるようである。
ただ、ダイエーのお店がなくなるのは寂しい。

最終日は朝からイベントが行われており、さまざまなアーティストが催事場で歌を披露。
その中には、「human note」もいた。
そして、京橋と同じように閉店の際は「蛍の光」で幕を閉じた。
「human note」ダイエーではクリスマスソングや60秒のドキュメンタリーでお馴染みである。 

12月2日 庄内の新店オープン!!

2022年12月2日、庄内の新店がオープン。
駅からは少し歩くが、バスに乗ってもバス停1つなので、歩いても変わらない。
私も実はオープン数日後に訪問しているが、混乱しているお客様を見つけた。
ÆONFOODSTYLEはダイエーであると認識できるお客様がまだまだ少ないのかもしれないが、
私は「ÆONとは別物」と説明し続けている。 

激動すぎる2022年

ダイエーにとり、今年は特に激動の一年であった。
今年は閉店が計3店舗(AR:3店舗、D:1店舗)となった。
これ以上、ダイエーを減らさないでという願いを込めて、2022年を終えようと思う。

今年もお世話になりました

2022年もお世話になりました。
私事ながら、今年はダイエーに関する同人誌の第4弾の制作を発表しました。2023年1月に頒布を開始します。
ダイエーグループマン/レディの方にお読みいただけたら喜びます。(/∀\*)
もちろん、一般の方にもお読みいただきたく思っています。
特に、ダイエーなんてもうないでしょ、と思っている人に読んで欲しいです。

2023年も、スーパーゆかりとダイエーをよろしくお願い申し上げます。
皆様どうぞ良い年をお迎えください。

今回はダイエーではなく久しぶりに映画のお話。

打ち合わせの場で…

サークルの打ち合わせを兼ねてメンバーと呑んでいた際、ある映画を薦められる。
かがみの孤城観てきたんやけどええで!」と。

私、全く存じ上げなかったのだが、調べてみると面白そう。
監督が原恵一監督。あの名作「オトナ帝国」の監督である。
そして制作がA-1 Pictures。こちらも名作「あの花」や「心が叫びたがってるんだ。」を作った制作会社。

…あの花で絵の感じは知っている。観たい。
と予定を見つけて観ようと決めた。

一昨日よる。原監督の映画はどんな感じなのだろう?とオトナ帝国を観る。
予習をした上で、昨日思い立って観に行ってきた。


そう、ハンカチ必須。
開始10分で泣いたのだ。

思えば、「少し覚悟がいるで」と聞いていた。
観たところ、かなり心が震えた。
いろんなところがとてもリアルなのだ。 
学校のシーンもそう、家のシーンもそう。終盤のあのシーンはすごかった。
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