さて、昨日の朝にオススメのポイントを書いた「若おかみ」であるが、

ワーナーマイカルシネマズ茨木において製作陣によるトークショー・ティーチインが行われるとのことで、春の屋3泊目にいってきた。


 開演20分前に到着。
自動発券機に手こずるもスタッフ窓口で発券。

意外や意外、日曜の朝にも関わらず9割の座席が埋まっていた。
よかったなあ、おっこ。

喉の渇きを潤すためのドリンクだけを入手し、もぎりを通過しシアターエリア内へ。 
一番奥の6番スクリーン。(ここは10番まで存在する)

すると入り口の前で撮影をする人がちらほら。
ポスターと、上映作品を表示するモニターを撮っていたようだ。


中に入るとほとんどの座席が埋まっていた。
子連れよりやはり「大きいお友達」が多かったような印象。
私よりもひと回り、いやふた回りぐらい上の方々もちらほら。

開演時間になったが、やはり予告編が続く。
今のワーナーマイカルは割と予告編が長い
今回も開演時刻から10分ほど流れていた。

10分経ってようやく本編。

いつものところで泣き、いつものところで笑い、最後はやっぱり号泣。

今回はエンディングの絵にかなり見入ってしまった。素晴らしい。

私は3泊目であるが、今回だけなのか、本編終了後に拍手が起きた
私も周りに合わせて拍手を送る。
最初に観たときからどうしてもやりたかったので、今回その願望が叶った形である。


興奮冷めやらぬ中、トークショーの準備が進められてゆく。

数分後、トークショー開始。まずは司会の前田さんが挨拶を。
その後、高坂監督、齋藤P、豊田Pが登壇。

はじめのアナウンスで驚いたのが、このトークショー、写真撮影可なのだ。
SNSで話題になったこともあり、それをむしろ良い方に捉えたのだろうか。
なんにせよびっくりである。

スポットライトを浴びる監督たち。
(監督が「眩しくて全然見えない」と仰ったため、ライトの位置が少しずらされる)
監督が見た限りでは「大きいお友達」が多いように見えたらしい。
確かに多いんだけれども。

まずは受賞報告
監督自身は国内向けにしか作っていなかったため、海外であのような賞をいただけるとは思ってもいなかったらしく、喜んでいる様子がうかがえた。

そして裏話もたっぷり。
監督のお話の中にあったのは、「ここは大々的にポスターを貼ってもらってありがたい」とのこと。
確かに、柱2本、各面に2枚ずつ、だから2枚×4面×2本と計16枚のポスターで柱2本がジャックされている。
劇場側がいかに推したいかがよくわかる。

そのあとは観客からの質問。

ひとつだけ載せてみる。

Q:原画集出した方がいいのでは・・・。
A:初めから出そうとは思ってはいたけれども、この評判を受けてオファーがきている。より良いものを届けるべく鋭意検討中である。


その他複数の質問があったが、すべて作品の内容についてであったため、ここではネタバレを防ぐため割愛する。

前田さんが驚いていたのは、今回初めて子供からの質問が出たこと。
どうやら、これまでは「大きいお友達」からの質問しかなかったようだ。

最後はフォトセッション。

監督とPたち、そしておっこのパネルと4人のショットが撮れた。
皆満足。

最後に一言ずつ。
監督は茨木市に興味を持っていた模様。

その後拍手で送られながら退席された。


やっぱり、何度見ても飽きない。そして泣ける
ストーリーを知っていると、視点が変わる

何度見てもおっこのひたむきさに元気をもらう。
おかみのどんなお客様にも礼を尽くす誠実さ、グローリー水領様のやさしさ

そういえば、本編中においてグローリー水領様が「年の離れた友達」という場面があるが、真の友人であると確信させるシーンが本編内において登場する。

観た人はわかるかもしれないが、そう、あのシーンである。

とにかく、満足。

近いうちにもう1泊。塚口で観たい。
関西初のトークショー回を逃した雪辱を晴らすべく、塚口へ向かいたい。

(劇場名が違うといったツッコミは無しでお願いします。あそこは元々ワーナーマイカルであるので、変わらない呼び名で呼んでいるだけであります。)

なぜ私がここまで推すのかと聞かれる前に書いておく。
それは、観ないと損をするぐらいの素晴らしい作品」だからである。


回し者か?いや違う。
見ればわかるが、人に対する考え方が180度変わることだろう。