ダイエーのポスター第4弾

2021年1月、ダイエーが新たなポスターを店頭掲示していることを発見。 ポスターには、下記のようなことが書かれていた。
私は、7歳の時に、阪神・淡路大震災に遭いました。
近所の商店街がめちゃくちゃになっていた頃、
食べ物を買えたのが、ダイエー板宿店でした。

お母さんに連れられて買い物に行った時、
店員さんが親切にしてくれたことを、覚えています。 

あれから26年。
私は今、その店で働いています。

お客さまがお困りの時、
頼りになる店でありたい───

私たちの想いです。
ダイエーが阪神・淡路大震災当時に素早い対応を取ったことで伝説として語り継がれていることは知られていることだが、そのときの経験からダイエーグループレディとなる人がいることは初めて知った。

CEOがご健在であられたらなんとおっしゃるだろう。喜ばれるのではなかろうか。

ダイエーのポスター第5弾、新聞広告第4弾!

2021年1月25日、ダイエーは新聞各社の朝刊に全面広告を掲載。
見出しは、「安心を未来へ届けたい
続きには下記のように書かれていた。
ダイエーは、お客さまのいのちと日々のくらしを支えるため、
さまざまな安全対策を講じて、毎日休まず営業しています。

この1年、お客さまから頂いた数多くのエールに
私たちは、勇気をもらい元気づけられました。

本当にありがとうございます。 

「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」
ダイエーは1957年創業以来の想いを胸に
これからも、皆さまと共に歩んでまいります。 
文章の下に、「お客さまからの声」としてたくさん書かれているが、見覚えのある文面を発見。
「贈り物は、安心」というダイエーの
メッセージ。「贈りたいのは、感謝」
で私は応えたい。
どこかで見覚えが…。
なんとダイエー、Twitterもしっかり見ていた!
他にも調べると見つけられたものもある。
店長への直行便だけがお客さまの声ではなく、いまやTwitterもお客さまの評判をチェックする大事なツールであるということだろう。
そして、今回の広告は別の意味で話題になっている。

上弦の月、復活。

上弦の月をモチーフに作られたダイエーの3代目ロゴマーク。
左下が欠けているおそらく一番有名なダイエーのロゴマーク。
そのロゴマークが今回の広告の左上に載っている。 

Twitterを確認すると、「懐かしい」との声が多くあった。
ただ、違和感に気づく人もいた。

私も手元の資料を確認してみると、やっぱり少し違っていた。
少し違うにしろ、広告に3代目ロゴを使うということだから何かあるのではないかと考えた。

すると、フォロワーのダイエーグループマンの方から納得の回答があった。

ダイエーが持つブランド力の強さ、ということだろうか。
確かに関西ではダイエーの知名度は絶大である。
関西発祥の企業だから、というのもあるかもしれないが、ダイエーはまだまだ終わらないということは確実だといえよう。


余談

ダイエーについてあれこれ呟いている私。

こんなことを呟いていると、なんと店舗アカウントから反応があった。

このようなお言葉をいただいた。
びっくりしているが、お店のアカウントから直接反応していただけるなんて思ってもいなかったのでとても嬉しい。
改めて感謝の気持ちを伝えた。

するとまた返信をいただいた。
ご迷惑だなんてそんなとんでもない。
私は、ダイエーの考え方「For the Customers」が今も活きていることに感動を覚えた。 

最後に

いつもダイエーの広告を見るたびになんて応えようか考えているのですが、
今回は「感謝をダイエーへ届けたい」で応えたいと思います。
日々お店が開いているのは、現場で働くダイエーグループマン/レディの皆さまをはじめ、ダイエーに関わるすべての皆さまのおかげであると感じております。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

また、お近くにダイエーがあるという方にお願いです。
どうか、「買い支え」をお願いいたします。 
お客さまの来ないお店、なくなる可能性があります。
売り上げが芳しくないお店、なくなる可能性があります。

そこで、少しでも大丈夫ですが、継続的な「買い支え」をお願いしたいのです。
日々のお買い物、節目の食べ物をダイエーで買うことで、ダイエーのお店を守ることにつながります。

直近ですと、恵方巻、バレンタインがあります。

流通革命の灯火を絶やさないためにも、皆様の買い支えをよろしくお願いいたします。