ダイエーのポスター第6弾、新聞広告第5弾!

2021年2月25日、ダイエーは新聞各社の朝刊に全面広告を掲載。
見出しは、「ありがとうが響く未来へ
続きには下記のように書かれていた。
この1年、私たちは「届けたいのは、安心」をスローガンに
さまざまな安全対策を講じ、
お客さまのくらしを守るため営業を続けてきました。

その中で、多くのお客さまから「ありがとう」というお声を頂きました。
その優しさに、私たちも「ありがとう」でお応えしたい。
お店の中が「思いやり」で響き合えるように、
私たちは、シトラスリボンを始めることにしました。

リボンに希望を込めて───
ささやかな「いたわり合い」の気持ちが広がることを願っています。 
もう、どこまでお客様思いのスーパーなんだろうか。(褒めてる)
こんな広告が出るたびに、「ÆONにうまくしてやられている」という人もいるが、
私はこれは、「中内イズムに則った行動」であると思っている。

さて、ダイエーが始めるというシトラスリボン。 
広告の下部に次のような解説文があった。
Citrus Ribbon PROJECT
新型コロナウイルスに感染した人たちへの差別や偏見を減らし、感染した人や医療従事者が普通に「ただいま」と
いえる雰囲気を作り、思いやりある暮らしやすい社会を目指す、愛媛県から始まった活動です。
共感した人が緩やかに無理のない程度にやれるように静かに掲げていくアイコンが、シトラスリボンです。 
これは、ダイエーの理念「ダイエー憲法」の「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」にも当てはまると私は思う。
コロナ禍において、罹患した、持ち込んだからといって差別や偏見の目で見る人がいる
某県では、県外から持ち込んだ者に対しとてもきつい差別があったと聞いたこともある。
それらは、警戒するあまり「心の豊かさ」がなくなったことから起きるものであろう。
かつて中内CEOは、「物質的に豊かさをもった社会こそ豊かな社会ではないか。好きなものが腹いっぱい食えるのが幸せです」と語ったことがあるが、
物質的に豊かさをもった社会になった現代、「精神的に豊かではない社会」になったと感じることがある。
今回の施策は、「心も『より豊かな社会を』」ということになるのかもしれない。 

ニュースリリース

今回のシトラスリボンプロジェクトへの賛同についてダイエーは報道発表している。


ダイエーはニュースリリースの最後にこのように締めくくっている。
ダイエーは当該プロジェクトへの賛同・応援を通じて、今後も心から
暮らしやすい街づくりに貢献してまいります。 
ダイエーのある街は安心できる。そう思わせてくれる一文である。

最後に

いつもダイエーの広告を見るたびになんて応えようか考えているのですが、
今回は「ダイエーがある未来へ」で応えたいと思います。
ダイエーのない未来は想像できません。
ダイエーがあり続ける未来を考えていきたい。
100年後も、200年後もダイエーという会社があり、ダイエーの看板が街中にあってほしい。
ダイエーのお店があってほしい。
私は本気でそう思っています。

お願い

皆様にお願いがあります。
ダイエーで買い物をされた際に、スタッフと話すことがあるかと思います。
レジで支払いをする際、商品の場所を尋ねる際など色々あるかと思います。
ぜひそのときに「ありがとう」の一言を伝えてあげてください。
スタッフの方は喜んでくれることでしょう。
畏まっていう必要はないですが、一言「ありがとう」と伝えてあげてください。
(昨今、お礼の言えない大人がいて、「金払ってるんだからしてもらって当然」と踏ん反り返っていることもあるとのことなので、改めてお願いしている次第です。)

ダイエーが営業しているのは当たり前ではありません。
現場で働くダイエーグループマン/レディの皆さまをはじめ、ダイエーに関わるすべての方々のおかげでお店は営業し続けています。
そのことに対し感謝の気持ちを持とうではありませんか。


また、お近くにダイエーがあるという方にお願いです。
どうか、「買い支え」をお願いいたします。
お客さまの来ないお店、なくなる可能性があります。
売り上げが芳しくないお店、なくなる可能性があります。

そこで、少しでも大丈夫ですが、継続的な「買い支え」をお願いしたいのです。
日々のお買い物、節目の食べ物をダイエーで買うことで、ダイエーのお店を守ることにつながります。

直近ですと、ひなまつりメニュー、男性の方はホワイトデーがあります。

流通革命の灯火を絶やさないためにも、皆様の買い支えをよろしくお願いいたします。