こみっく★トレジャー45に出展

2025年1月19日、大阪・南港で開催されておりました「こみっく★トレジャー45」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

自宅で朝食を摂って出発。今回はきちんと寝た。
しかし早朝に作業をしていたため出発時刻に遅延が発生。
集合場所でスタッフと合流し会場へ。
今回は新刊と増刷分を手持ち搬入したため荷物は多め。

スペースへ到着するとゆっくり設営。
設営後システム周りを確認すると大きなミスが判明。詳細は後ほど。

そうこうしているうちに合体参加する「大阪二次元同好会出版部」のMYCALさつき氏、ご近所のサークル「さかなとひつじのパーティ」のざぬ氏が到着。

挨拶をしていると「おもちゃの兵隊さんのマーチ」が聞こえてきたので、正装へ着替えて準備する。


開会後

今回は開始1分後のタイミングで来られた方が1名。それから9分後に2人目。12分後に3人目、5分後に4人目と多くの参加者様にお立ち寄りいただき、新刊、既刊合わせて39冊を頒布。こみトレ出展時の記録としては過去2番目である。
なお、今回は完売した頒布物はなかった。
(第1弾[歴史本]、9冊第4弾[阪急]、2冊。第5弾[阪神・摂津]、2冊。第7弾[準新刊]、8冊第8弾[新刊]、18冊。)

予算

今回も頒布物全ての価格を同じ価格へ設定。
予算は頒布物全体で10冊、新刊だけでも10冊に設定。
結果、頒布物全体での10冊は52分、新刊だけで10冊は2時間5分で達成。
頒布物全体での10冊は3番目に早いスピードである。

COVID-19等対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19拡大防止のために様々な対策を実施していた。
毎度おなじみとなっているキャッシュレス決済の推進である。
こちらは今回もOMCカードをお持ちの方向けの割引施策を追加で用意していた。詳細は後ほど。
また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を引き続き採用し設置。
この冬はインフルエンザが大流行したこともあり、きちんとしたエビデンスがあるサラヤの製品を設置していたのだ。
今回は頒布物購入時に消毒をされた方はほとんどいなかった印象であるが、引き続き設置していきたいと考えている。

そして今回もこみトレ44に引き続き見本誌は通常通り設置。
ただしカバーをつけて設置。リスク低減のためである。

さらにはキャッシュレス決済を推進するための割引施策、こちらは名称を「キャッシュレス優待」と改めて継続実施。 
こちらはキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。 
キャッシュレス比率は83%であり、今回はかなりの方がキャッシュレス決済を利用されたようだった。

総括

反省点、良かった点はTwitterに投稿済である。

反省点

  • 新刊のPOS登録もれ
設営後、POSの状況を確認したところ、新刊の情報がPOSに登録されていないことが判明。
未登録のままであると頒布不可能となるため慌てて登録。
原因は新刊が届いた段階で登録しようと考えていたためである。
今後は入稿の段階でわかっている情報だけでも登録をしておくこととする。

  • 決済端末連携もれ
これは開会後の話である。
一般参加者から交通系ICで支払いを求められた際、専用の決済端末との連携ができていなかったことが判明。
急遽別の決済端末で決済。
原因は開会前に決済端末との連携確認を行わなかったこと。
今後は開会前に連携できているか確認しておくことと、開会前に時間の余裕を持つようにする。

良かった点

  • 新刊と歴史本が大人気!
今回は新刊と並べて弊サークル初の同人誌である歴史本をプッシュしていた。
理由は後ほど述べるが、歴史本の根強い人気を感じた。
新刊は表紙が可愛いので人気が出たが、歴史本は内容で人気が出ているようだった。
お求めいただいた方には感謝である。
  • 初めての決済方法で決済が通る!
今回は初めての決済方法を使われた方がいた。
なんと、「みきゃんアプリ」を使われた方がいたのだ。
決済が通るか端末を慎重に操作。問題なく決済できたようで何よりである。
  • 魔法の言葉も何人か!
今回も、見本を読むことなく「新刊ください」と言ってくれる方が何名かいた。
これは弊サークルについて知っていないと言えない言葉なので、新刊を迷わず買ってくださった方には感謝である。
  • 関係者も何名か来られた模様
ありがたいことに、今回も関係者の方が何名かいらっしゃったようである。
来てくださった方には感謝である。
  • キャッシュレス決済多数!
先述の通り、キャッシュレス決済の比率が83%である。今回は割引を理由にご利用いただいた方も多かったようである。弊サークルの趣旨をご理解いただき感謝である。
  • いろんな人にダイエーに興味を持ってもらえた
通りがかった方に「ダイエー本!?」「ダイエーの本ってなんですの?」と聞いてくれる方が何名かいた。
購入に繋がらなかったパターンもあったが、興味を持ってもらえたのは嬉しいことである。
  • 歴史本の内容に興味を持ってくれた人が何人かいた
今回は歴史本のキャッチコピーから、内容に興味を持ってくれた方が何名かいた。
なぜかは後述するが、ひとつの資料になってくれたら嬉しい。


もうふたつ、記載していない良かったことがある。
  • あのBGMが流れた
今回、場内のBGMで「パリは燃えているか」という曲が流れた。
曲名は知らなくても、聞いてみると「あーっ!」となる方もいるのではないだろうか。
そう、NHKの「映像の世紀 バタフライエフェクト」で使われている曲である。
2024年の10月に「バブル ふたりのカリスマ経営者」というサブタイトルで中内CEOと西武の堤清二さんの話が放送されたのも記憶に新しい。
それがなぜ良かったのかというと、今回の新刊、その回で使われた映像に映るダイエーの店舗をわかる範囲で特定して掲載しているのだ。しかも、店名の記載がないなかで。
おかげで一般参加者の方への説明がしやすかったのだ。
どなたがリクエストされたのかはわからないが、感謝である。
  • イオンペイ効果
今回来られた一般参加者の中には「イオンペイが使えるサークルを初めて見た」とおっしゃる方もいた。
弊サークルはイオンペイを同人サークルで初めて導入したサークルであることから、インパクトが強いのかもしれない。
事実、イオンペイ利用者もそれなりにいた。
今後も利用される方をお待ちしている。

今回は、ひとつの節目であることから特別な企画を用意していた。

阪神・淡路大震災から30年

今年2025年は阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日から30年となる。
イベントの開催日は1月19日。30年の節目の直後とあって、何かしたいと考えていた。
ひとつは、歴史本のお品書きの中での配置である。
大変好評いただいている歴史本、実は震災後に実際に応援に行かれた元従業員の方のインタビューが載っているのだ。
それだけでなく、当時のダイエーの動きも載せている。
30年の節目であるからには、多くの人に知ってもらいたいと考え、お品書きの真ん中にあえて持ってきたのだ。
なお、この歴史本はダイエーの歴史についてまとめたものであり、震災の際の動きについて深く知りたい場合は弊サークルの歴史本と併せて下記の本を読むことをお勧めしておく。



もうひとつが、OMCカード会員様ご優待企画の割引率変更と、従業員割引の導入である。
従業員割引については、今回初めて導入したものである。
意図としては、あの日、尽力された方やいまもお客様のために尽力されている方に感謝の気持ちを伝えたいというもので、わたしの強い思いでもある。

OMCカード会員様ご優待企画、従業員割引のいずれも30%OFFとした。
OMCカード会員様ご優待企画も同じ割引率とした理由は、OMCカードがダイエーのカードであったこと、カードを持っているということは、ダイエーのお客様の可能性があるからである。
30、という数字も節目だから設定したというもので、やはりダイエーのあの日の動きを知ってもらいたい、と考えたからである。

なお、今回の従業員割引はダイエーグループのOB/OGダイエーグループの現役関係者が対象となっていたが、その条件の定義が曖昧となっていたため、次回以降実施する場合はある程度条件を定義した上で実施したいと考えている。

リクエスト

今回は「空色の水しぶき」を出した。
2024年10月に公開された映画「がんばっていきまっしょい」の主題歌として使用された曲。
曲も素晴らしいのだが、歌詞に惹かれたのが今回リクエストした理由である。
歌っているのが「僕が見たかった青空」というアイドルグループ。秋元康さんプロデュースのグループで、この曲の作詞も秋元康さんである。
作品の情景とマッチしていたこと、諦めそうになった時でも背中を押してくれる歌詞であることから、同人サークル主に響いてほしいと思いリクエストしたのだ。
話題にはならなかったようだが、個人的には満足である。

まとめ

皆様のおかげをもちまして、多くの人にダイエー本を手に取ってもらうことができました。
心より感謝申し上げます。
弊サークルへお立ち寄りくださいました参加者の皆様、フォロワーの皆様、また各種ダイエー本をお求めいただきました皆様、本当にありがとうございました。
今回の新刊については通販にて予約受付残りわずかです。
既刊については「大阪・和歌山編」に限り頒布中。が、残りわずかであるのでご希望の方はお急ぎ願いたい。
その他の既刊はメロンブックスでは頒布しないため注意されたい。

不安定の安定 ショップ - メロンブックス 

なお、新刊、既刊いずれも完売次第頒布終了となるためご希望の方はお早めにどうぞ。

次回出展は2025年9月7日に大阪・南港で開催される「こみっく★トレジャー46」で検討中。
詳細は決まり次第私のTwitterおよびダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。