カテゴリ: 映画

待ち望んだ再開城

昨年末に教えていただき、いま一番推している作品「かがみの孤城
今年の3月30日をもって閉城し、その後も細々と上映が続いていたので観ていたが、
今回、作中の設定に合わせて5月26日に再開城するとのことだったので実に41日ぶりに観てきた。 続きを読む

人生で一番観た作品

昨年末に教えていただいて観た「かがみの孤城
あれから週に1回以上見続け、記事執筆時点で11回観ている。
あの「若おかみは小学生!」を超えたのだ。
「そんなに良いのか?」と思われるかもしれないが、とても刺さる作品である。
公開日が2022年12月23日、それから9週間。2023年2月17日までの累計で約81万人を動員
興行収入10億円を突破しているのだ。 

さて、11回目はとある劇場で観てきた。
大きめの劇場であったのだが、時間的なものもあったのか入れ込みはまずまず。(空席率95%)
しかし、劇場が大きいと音響も素晴らしい。
事実、心に響いてまた涙が流れた。

名作かどうかは言うまでもない。
現代人に必要な作品であると思っている。 



以降、わずかなネタバレを含むので観た後に読むことをお勧めする。 続きを読む

今回はダイエーではなく久しぶりに映画のお話。

打ち合わせの場で…

サークルの打ち合わせを兼ねてメンバーと呑んでいた際、ある映画を薦められる。
かがみの孤城観てきたんやけどええで!」と。

私、全く存じ上げなかったのだが、調べてみると面白そう。
監督が原恵一監督。あの名作「オトナ帝国」の監督である。
そして制作がA-1 Pictures。こちらも名作「あの花」や「心が叫びたがってるんだ。」を作った制作会社。

…あの花で絵の感じは知っている。観たい。
と予定を見つけて観ようと決めた。

一昨日よる。原監督の映画はどんな感じなのだろう?とオトナ帝国を観る。
予習をした上で、昨日思い立って観に行ってきた。


そう、ハンカチ必須。
開始10分で泣いたのだ。

思えば、「少し覚悟がいるで」と聞いていた。
観たところ、かなり心が震えた。
いろんなところがとてもリアルなのだ。 
学校のシーンもそう、家のシーンもそう。終盤のあのシーンはすごかった。
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今回はダイエーのお話ではなく久々に映画のお話。

ある映画にハマる

最近公開された作品。


そう、11/14公開の映画「魔女見習いをさがして」。

ざっくり言うと、21年前に放映していた「おジャ魔女どれみ」を見ていた世代の3人の女性が自分探しの旅に出るというもの。

要素としては、
聖地巡礼×自分探し×酒×夢。 
観た人はわかるかと。 

なお、タイトルから想像して
どれみ達が大活躍する映画だ!」などと期待をして観に行くとよろしくない
なぜならその期待は大きく外れるから。

ネタバレ要素を含むので続きを読む際は観た後の方がいいかもしれません。 

















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27日ぶりの宿泊

11/4の塚口以来の春の屋宿泊と相成った訳であるが、泊まりに行こうとしなかったわけではない。
11/7に宿泊しようと塚口へ向かったのであったが、タッチの差で窓口営業終了。
あと数分早かったらと悔やみながら帰路へついたのをはっきりと覚えている。

ところが11/17から京都の出町座で上映開始との報。
ようやくタイミングが合った12/1、27日ぶりの春の屋へ。

定員の約76%が埋まる

出町座は入り口横の券売機でチケットを買って、その後券売機前の窓口で作品と座席指定を行うシステム。
しかも教室ごとに用意されたラミネート済み座席表に売れた席は×印をつけていくというなんとも人間業でレトロなシステム。(褒めてる)
(出町座ウェブサイトではシアターのことを``教室''と表記している)

上映開始時刻丁度に到着、42席ある定員のうち約10席ほどしか空席はあらず、泣く泣く前方の座席を指定。 空席率23.81%となかなか埋まっているように思う。
もはやこの作品に劇場の規模など関係はなく、多い時間帯だと小さくても大きくても埋まってしまうのだ。 しかも子連れから老夫婦(60代以上?)まで見受けられた。

子供向け作品にしては客層がおかしい? いやいや、何度もいうがこの作品は子供向き、文科省は少年・家庭向きとしているが、内容的には全人類向きである。

いつ見てもハンカチは必須

入場時には予告編が上映中。
それから2分ほどで本編開始のため、開始5分ほどという短めの予告編上映時間。
久しぶりに来たからなのか、終始目から汗を流していたように記憶している。
クライマックスのあの衝撃シーンの後には数人のすすり泣く声が聞こえた。
私も我を忘れて目を赤くした。

小規模な劇場だからこそ、他の観客の反応をより感じ取ることができた。

出町座がめちゃ推してる

上映終了後は特に拍手は起こらなかった。
地下教室から1階へ上がる。
実は出町座、1階はカフェというかバーというか「出町座のソコ」という飲食店になっている。
そこで特別展示がなされたいたのだ。しかも出町座スタッフのコメント付き!!

あるところには、
突然のクライマックス!
畳みかけるような感動!!
あんな素晴らしいエンディング見せられたら涙が止まらない!! 
と書かれていた。的を射た素晴らしい要約。

さらには監督にまで言及。
高坂希太郎
監督はなんと
スタジオジブリの制作も
携わっている! 
宮崎駿、高畑勲監督
から受け継がれた
躍動感をぜひ味わって! 
すんごい推してるの。出町座ハンパない。
私も超おすすめであるが出町座の推し方はすごい。

そして、
子ども向けらしさもあるが
親世代にも心動かされる
まさに「全年齢向け
の代表作品!! 
とも書いてあった。これはすごく納得。本当にこの通りなんだもの。

さらにもうひとつすごいものが。

まさかプリンが食べられるなんて

そう、出町座のソコでは露天風呂プリンを提供しているのである。
しかも教室内持ち込み可能。 おっこと同じタイミングで食べるなんてこともできちゃうわけだ。 これが作品に登場するプリンと見た目そのまんま。 味も超美味。栗と黒豆があってカラメルはミルク味。

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これが噂の露天風呂プリンである。見るだけでも美味そうである。
濃厚な味わいで、甘さ控えめ。
説明しきれないので、一度食べてみることをお勧めする。(食レポ下手)
その際は観た後に食べた方が良い。

もうひとつのポスター

11月にワーナーマイカルシネマズ茨木で行われたトークショーの際に、「おっこが立っているバージョンと跳んでいるバージョンがある」と聞いていたが、どうも立っているバージョンしか見当たらなかった。
茨木でも、塚口でも。

ところが出町座でようやく発見。
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おっこが跳んでいて、周りをキャラが囲むという構成。
このポスターからあのクライマックスを誰が想像できただろうか。
ポスターは子供向け映画でありながら作品自体は大人も泣ける全人類向け映画である。
しかしこのギャップがまたいいんだよなぁ。

まとめ

1階で特別展を見て、一部撮影をしたのちにパンフレットをようやく購入。 おそるおそるスタッフと話をしてみる。
私「あの辺り(特別展)ちょっと撮らせてもらったのですが…」
ス「いやもう全然大丈夫ですよ」
なんということでしょう。
塚口といい、出町座といい、映画好きのためにある映画館はスタッフも素晴らしい。(他がダメというわけではない)
満足度300%で出町座を後にしたのであった。 

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