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残りわずか

2022年も残り6時間を切った。
今年も激動の1年であったダイエーを振り返る。


1月 特に動きはなかった。

1月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

 

2月21日 ダイエー社長交代発表。

2月21日、ダイエーの社長の交代が発表された。
西峠泰男氏。なんとこの方、2020年3月までベトナムにいらっしゃった。
それが数年後にはダイエーの社長である。
この時はまだ、どのようなことをしてくれるのか全くわからなかった。

一方、社長退任となった近澤靖英氏は、2015年2月、ダイエー解体の直前に社長に就任。
モッくんの再雇用をはじめ、クリスマスソングの制作など数々の功績がある。
 思い返せば、近澤氏の社長就任の数ヶ月前に「ダイエー屋号消滅」宣言がなされた。
その後に近澤氏が社長へ就任。モッくんを一度クビにしたかと思えば、「特命宣伝部長」の役職付きで再雇用を実現。
そして、2020年初頭より起きたコロナ禍。その際も、「届けたいのは、安心」をスローガンに営業を継続。60秒のドキュメンタリー映像も発表。
さらに、大阪市内で「こデリ」なる新たな屋号を創出した。
いつの間にか、ダイエー屋号消滅の話はなくなっていたのだ。

私自身、ダイエー屋号存続への舵を切ってくれたのは一番大きな功績だと考えている。
しかし、近澤氏が社長の頃にグループ会社の再編が加速してしまったのもまた事実。
なので両手放しで喜べるわけではないのだ。

さて、そんな近澤氏だが、2022年3月からはイオンベーカリーの代表取締役会長に就任。
しかも、おひとりではなかった。
ダイエーマンである岡本近畿事業本部長も、イオンベーカリーの代表取締役社長へ就任。
いやはや、人生とはわからないものである。

2月24日 ダイエー屋号での新店舗オープン発表!!

2月24日、ダイエーは、東京都江東区に「ダイエー豊洲店」を4月1日にオープンすることを発表。(店コード:0888)
公式発表では、「約4年半ぶりの出店」と書かれているが、おそらくこれは2017年9月30日オープンの「ダイエー東部市場前店(0857)」、「ダイエー住ノ江駅前店(0858)」のことと思われる。 
しかし、ここは「フードスタイル店舗」であり、また「ビッグ・エー」の居抜きなため、純粋なダイエーとは異なるのだ。 
こちらで確認したところ、フードスタイル店舗を除き、再出店を含めると2016年7月21日オープンのダイエー町田店(0852)以来約5年8ヶ月ぶり、再出店も含めない場合は2014年10月28日オープンのダイエー浦安駅前店(0761)以来実に7年5ヶ月ぶりのダイエー屋号での新規出店である。
社長交代直前の出来事であったため、近澤社長の置き土産かと思っている。

…このときはまだ、この後に続くとは誰も予想していなかった。 

3月1日 近畿事業本部長、交代。

2月21日に発表された通り、社長が交代、近畿事業本部長もいなくなってしまったため、後任人事が3月1日に発表された。
ダイエー店舗の棚卸などを行っている「株式会社ダイエースペースクリエイト」の代表取締役社長であられた大竹勇(おおたけ いさむ)氏。 
新近畿事業本部長の大竹氏も、ダイエーマンである。
また、株式会社ダイエースペースクリエイトの社長には、ダイエーいちかわコルトンプラザ店(0401)の店長であられた中内晃氏が就任。
我らがダイエーグループ総帥である中内㓛CEOとの関係性は不明である。 

4月10日  ダイエー東鷲宮店、閉店。

4月10日、ダイエー東鷲宮店が閉店。

動画を見ていると、「ÆONとは、ラテン語で永遠を意味する」との話があった。
最後の店長となった清水店長。この方はダイエーマンである可能性が高いのだ。
(公開されている情報を確認する限りは、ダイエーからの出向となっている)

パッと写ったかと思えば、「イオン東鷲宮店」のタスキ。そしてその左側に謎の男性。
話を聞き続けると、5月にオープンし、後継店舗となる「ÆONSTYLE南栗橋」の店長であることが判明。
タスキの受け渡しによって、引き継ぎを表したいように感じた。

東鷲宮店、実は未踏の地であったので、悔やむばかりである。

4月23日 2代目ダイエー西宮店、リニューアルオープン!!

4月23日、2代目ダイエー西宮店がリニューアルオープン。
近畿事業本部管轄店舗の旗艦店となるべく大改造を実施。

…お気づきだろうか。私が「2代目ダイエー西宮店」と記載している理由。
ダイエー西宮店、初代は別の場所にあるのだ。2016年に看板が変わったためあちらを「初代」としているのだ。
この2代目も初めからダイエー西宮店だったわけではない。
元々マルナカ事業部の管轄店舗だったのだ。もうお気づきだろう、マルナカ物件である。

ちなみに、ダイエーの1社提供の料理番組、「dai-docoro☆ベジタ」の撮影にも使われている模様。

5月 特に動きはなかった。

5月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

6月 新アプリへの移行を実施。

6月21日、ダイエーは新アプリ「iAEON」を導入。
そして、クーポン配信も将来的にこちらへ移行することが明かされた。

なんでもÆON化、どうなんだろうと思っていた。
便利さに気づくのはまだ先である。

7月 特に動きはなかった。

7月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

8月30日 アプリ統一、実行の知らせ。

8月30日、ダイエーはクーポンの配信を9月1日より「iAEON」に一本化すると発表。
さらに、購入金額に応じてボーナスポイントの進呈キャンペーンを開始。
ただし、iAEONアプリで表示できるバーコードの提示及び読み取りが必要。

…これについては、移行にあたり消費者側でやらねばならないことがあったため、少し苦情の声があったようだ。
実際、店長への直行便に投書されているのを見たことがある。 

9月9日 盲導犬募金、5億円到達!!

9月9日、ダイエーは盲導犬募金が5億円に達したことを発表。
ダイエーは1991年3月から盲導犬募金を実施しており、2008年11月末で2億円、2013年5月で3億円、2017年1月で4億円に達し、そしてついに2022年6月、5億円に達した
ダイエーが30年以上に渡り続けている社会貢献活動の一つであり、ダイエーらしさの一つでもある。
募金だけではなく、補助犬ふれあい教室なるイベントも実施。
社会のために、今できることを着実にやっているのだ。

9月22日 ダイエーが寝屋川市に復活する!!

9月22日、ダイエーは「ダイエー寝屋川中神田店」を10月22日にオープンすることを発表。(店コード:0889)
大阪府寝屋川市には2005年8月末まで「ダイエー香里店(0084)」があったが、実に17年2ヶ月ぶりに復活することとなった。

9月23日 ダイエー65周年!!

ダイエーは2022年9月23日、65周年を迎えた。
もちろん「創業祭」が開催されたのだが、CMでは妙な発言があった。
「今こそ、よい品をどんどん安くへ挑戦します!!」
よい品をどんどん安く、より豊かな社会を。中内㓛CEOが定めたダイエー憲法である。 
これは挑戦するものではない。「実践」するものであると私は思った。  私はこのように思ったことをそのまま書いたが、どうやらこれを見て心動くものがあった方もいるようだ。
公式に伝わったのかはわからない。が、これ以降ダイエーは「よい品をどんどん安くへ挑戦する」と言わなくなった。

私自身知っているところはあるが、秘密にしておきたい。 

10月5日 新店第2弾!!

10月5日、ダイエーは塚口店(0318)の向かいに「フードスタイルソコラ塚口店」を11月2日にオープンすることを発表。(店コード:0890)
ここは「塚口さんさんタウン」の3番館があった場所で、野村不動産が開発する「ソコラ塚口」の地下1階と1階に出店するものである。
食品売場だけではなく、化粧品売場も設置!!
産学連携も行うようで、楽しみである。

10月22日 寝屋川中神田店、オープン!!

2022年10月22日、ダイエー寝屋川中神田店がオープン。 オープン当日は朝から大行列。

所在地は元々田んぼであった。最寄り駅は京阪本線の萱島駅であるが、徒歩15分ほどと少し離れている。
だが、周りは家やマンションが多いので、需要はかなりあると思われる。
  私はオープンには出遅れたので、代わりに初日の閉店を見届けた。

10月31日 グルメシティ西大路店、閉店。

10月31日、京都市の「グルメシティ西大路店(0828)」が閉店。
10年しかなかった超短命店舗であるが、駅から少し離れているのでちょっと難ありなのかもしれない。
私も行ったことがなく、閉店の1週間前にようやく訪問。もっと早くに来ておけばと悔やむばかりである。

10月31日 ダイエー竜野店、閉店。

10月31日、兵庫県たつの市のダイエー竜野店が閉店。

こちらは「赤とんぼ広場」という専門店街と同居しており、オーナーはダイエーグループであった建設会社の「イチケン」である。
老朽化を理由に閉店を決めたのはオーナーなので、仕方ないと言えば仕方がない。

閉店セレモニーでは赤とんぼ広場の店長がお客様からの手紙を読み、ダイエー側は、とても素晴らしい挨拶があった。

実は、初めての店長だという中村店長。
着任初日の出勤時、従業員から「新しい店長さんやね、よろしくね」「新しい店長さんやね、頑張ってね」と声をかけられたのだという。
従業員から愛されているのが窺えるエピソード。
従業員同士の距離が近いというのも個性であるとおっしゃられていた。

そして最後。
「ÆON竜野店は本日をもって閉店いたします。明日以降は営業いたしませんが、どうか、ダイエー竜野店、ÆON竜野店を忘れないでください。皆様が、ふるさと竜野を思い出すときお子様、お孫様の成長を振り返るとき。また、ご自身の人生の節目を振り返るとき。その思い出の中に、どうか、ダイエー竜野店、ÆON竜野店が存在し続けることを願っております。

これ、初めての店長の挨拶じゃない。素晴らしすぎる。
私はその場にいなかったので、少し後悔が残った。

11月2日 ソコラ塚口店、オープン!!

2022年11月2日、塚口に新店舗がオープン。
こちらはキャッシュレス専用セルフレジの導入があったようで、調べてみるとダイエー近畿地区初。 
私は11月3日に訪問しており、様子を確認したところ大変賑わっているように見えた。 

11月10日 新店第3弾!!

ダイエーは大阪府豊中市に「フードスタイル豊中庄内店」を12月2日にオープンすると発表。(店コード:0891)
グルメシティ庄内店(0758)とは共存するようで、少し離れている。
近畿地区3ヶ月連続出店の最終である。やはり今年のダイエーは近畿が一番熱いように見える。 

11月30日 ダイエー金剛店、閉店

11月30日、ダイエー金剛店が閉店。
 
どうやら再建されるようである。
ただ、ダイエーのお店がなくなるのは寂しい。

最終日は朝からイベントが行われており、さまざまなアーティストが催事場で歌を披露。
その中には、「human note」もいた。
そして、京橋と同じように閉店の際は「蛍の光」で幕を閉じた。
「human note」ダイエーではクリスマスソングや60秒のドキュメンタリーでお馴染みである。 

12月2日 庄内の新店オープン!!

2022年12月2日、庄内の新店がオープン。
駅からは少し歩くが、バスに乗ってもバス停1つなので、歩いても変わらない。
私も実はオープン数日後に訪問しているが、混乱しているお客様を見つけた。
ÆONFOODSTYLEはダイエーであると認識できるお客様がまだまだ少ないのかもしれないが、
私は「ÆONとは別物」と説明し続けている。 

激動すぎる2022年

ダイエーにとり、今年は特に激動の一年であった。
今年は閉店が計3店舗(AR:3店舗、D:1店舗)となった。
これ以上、ダイエーを減らさないでという願いを込めて、2022年を終えようと思う。

今年もお世話になりました

2022年もお世話になりました。
私事ながら、今年はダイエーに関する同人誌の第4弾の制作を発表しました。2023年1月に頒布を開始します。
ダイエーグループマン/レディの方にお読みいただけたら喜びます。(/∀\*)
もちろん、一般の方にもお読みいただきたく思っています。
特に、ダイエーなんてもうないでしょ、と思っている人に読んで欲しいです。

2023年も、スーパーゆかりとダイエーをよろしくお願い申し上げます。
皆様どうぞ良い年をお迎えください。

こみっく★トレジャー40に出展

2022年9月11日、大阪・南港で開催されておりました「こみっく★トレジャー40」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

道中、こデリでドリンクを調達しつつ、集合場所へ向かう。
スタッフと合流後、会場であるインテックス大阪へ。

今回はC100の教訓を活かし、頒布品と備品は複数個の箱へ詰め宅配搬入。

前回のこみトレ39ではb2-onlineの入場認証と厚生労働省が公開しているCOVID-19接触確認アプリケーション「COCOA」のインストールを求められていたが、今回はb2-onlineの入場認証のみ、COCOAの接触履歴の確認は行わない、と対策の緩和が行われていた。 
弊サークルでは引き続き大阪府における独自の追跡確認システムである 大阪コロナ追跡システムへの登録を行うよう特設サイトで呼びかけていた。

登録を終えたらサークル入場ゲートへ。
サークルチケットを係員へ渡し、入場。
なお前回行っていた入場ゲートでの個別の検温は行われていなかった。

ブースに到着。設営を終え、少し談笑。
おもちゃの兵隊さんのマーチが流れてきており、開会直前であることを知る。

開会後

開会後は入口から壁サークル方面への人の流れを見つつ、弊サークルへお立ち寄りいただける方を待った。
開始3分で1人目。不安定の安定史上最速である。
それから25分後に2人目。そのあと10分後に3人目。4分後に4人目と多くの参加者様にお立ち寄りいただき、新刊、既刊合わせて25冊を頒布。
(第1弾[歴史本]、11冊。第2弾[京阪]、6冊。第3弾[新刊]、8冊。) 

予算

今回もC100に引き続き、お釣りの取り扱いを行わないため既刊を含め頒布価格を1000円へ統一
さらにキャッシュレス決済の種類を大幅に拡充
クレジットや交通系だけでなくWAONやnanaco、さらにQRコード決済銀聯カードJデビットまで対応。
予算は過去のこみトレ出展時の実績から10冊へ設定。
予想を超える冊数をお求めいただき、なんと2時間足らずで予算達成となった。 これも不安定の安定史上最速である。

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。 
まず、先述した通りキャッシュレス決済の大幅拡充である。
こちらはC100に向けて導入を進めており、好評であったことから継続となった。
また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。 
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を採用し設置。  
こちらから呼びかけなくても消毒いただく参加者も多かった気がしている。
意識の違い、とでもいうべきだろうか。

そして今回はC100に引き続き見本誌は通常通り設置
ただしカバーをつけて設置。リスク低減のためである。

さらにはCOVID-19のワクチンを接種いただいた方向けの割引施策「わくワク割」を実施。
これは
  • 3回以上接種完了の方証明書の提示
  • 2回目までの方2回目が2022年2月1日以降の接種であることが確認できる証明書の提示
と併せてキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。
(2月で切ったのは3回目は2回目から6ヶ月経過で接種可能という政府の指針を準用したものである。) 
キャッシュレス決済をご利用の方のうち、約40%の方が割引を受けてご購入。
これは必要に応じて続けていきたい施策である。
が、記事執筆時点での3回目接種率が65%と増えてきているため、今後接種率がアップしてきたら割引施策を終了する可能性がある。

総括

反省点、良かった点はTwitterに投稿済である。



反省点

  • 電源の確保
今回、前日夜に充電満タンで端末類を持ち込んだのだが、決済端末類が閉会まで持たず、途中で充電する事態が発生。
メインの決済端末は電池の減りがかなり早かったので設定を確認したところなんと画面の輝度がMAXになっていた。 
途中で設定を変更したものの、閉会までは持たなかった。
より容量の大きいモバイルバッテリの導入を検討し、電池切れに備える。
  • お立ち寄りいただいた参加者への声かけ
興味がありそうで足を止めていただいた参加者様がいた。
しかし、声をかけるチャンスを逃し、離れていってしまったという事案が複数回発生。
こちらは周囲に目を配り、より良い対応ができるよう努める。 

良かった点

  • キャッシュレス決済大好評
こちらは実際に店舗でも使用されている決済端末を持ち込んでいたので、驚かれる方が多かった。
C100では他にも同じ端末を持ち込んでいるサークルがあったが、今回は他では見かけず、やはり現金が多かった。
また、POSで直接処理をする決済手段を初めて使用。支払い完了画面にサークル名が表示されることに驚かれる方もいた。私も大変嬉しい。 
  • 決済端末に興味を示す方ちらほら
こちらも、決済端末を見て驚く方が多かった。
見た目は結構がっちりした端末。サークルで導入していること自体あまり見かけないなので尚更である。
「ウチも導入しようかなあ」と考える参加者様も。
コストをかけずに導入するためにはキャンペーンを有効活用すべきである。 
  • 弊サークル史上最速で売上が立つ
こちらも先述の通り、開始3分で売上が立った。幸先の良いスタート。
POSのジャーナルを確認したところ、1時間に2冊以上売れており、 やはり初めが肝心なのだと実感した。
  • 歴史本大好評
今回はダイエー歴史本の重版分、店舗巡りin京阪沿線、そして新刊の店舗巡りin神戸と3種類を準備して臨んだが、やはり歴史本が一番売れている。
これは今後の方向性を考えなければならない。
ダイエー憲法「よい品をどんどん安く」に則りサークル運営をしているので、購入者の求めるものを用意するのは当然である。
なので今後歴史本の新刊が登場するかもしれないが、決定事項ではない。
  • 予算の2倍超の売上
これが一番驚いた。
過去3回こみトレに出展し、今回で4回目なのだが、こみトレだけの売上を考えた時に今回がトップである。
COVID-19の影響を受け、過去3回は参加者があまり多くなく、売上もそこまで上がることはなかった。
C100では30冊頒布したが、こみトレではそこまでいかないだろう、と過去の実績に基づき10冊で予算を設定。
いざ蓋を開けてみたら予算達成率250%である。
これにはスタッフ共々大変喜んだ。
COVID-19に関する規制緩和の影響もあるだろうが、やはりダイエーについて知りたい、という参加者様が少なからずいたことによる結果だと思う。感謝、感謝である。 

また、Twitterには書いていないが個人的に良かったこともある。
  • 服装をダイエー仕様に 
今回はC100に引き続きサークル独自の名札に加え、なんと福岡ダイエーホークスのハッピを導入。
これは当初予定にはなかったが、ショッパーズなかま店の閉店セレモニーで着用されていたダイエーグループレディがいたことを思い出し、衝動買い。 

またサークルのブースにはあるキャラクターにも来ていただいた。
これはC100の後に某フリマアプリにてたまたま発見し、不安定の安定へお迎えしたものである。
ひょっこり顔を出しているのが見える。
今後もサークルのブースに登場することがあるかもしれないが、こちらは頒布していないので注意願いたい。

まとめ

皆様のおかげで史上最速で予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、また各種ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。

おまけの話

今回もあのメロンブックスの担当者より委託の案内をいただいたが、すでに委託済みでありますと回答。
メロンブックスで通販はすでにしています既刊、新刊含め全種類購入可能です。

不安定の安定 ショップ - メロンブックス

本来の予定としてはこれから通販、と考えていたのですがC100の参加者様のお声を受け、前倒しで実施したという経緯があります。
結果、予約の段階で多くの受注があったので良かったと考えています。 

なお、諸般の事情により2022年8月31日をもってboothでの頒布は終了しているのでご注意ください。 

次回出展予定は2023年1月のこみトレ41。冬コミ(C101)には出ません。

まだ申し込みも何もしていないので不確定要素満載ですが、新着情報は私のTwitterおよびダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。

コミックマーケット100に出展

2022年8月13日、東京・有明で開催されておりました「コミックマーケット100」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

会場最寄駅から数駅離れたところへ宿を取り泊まっていた。
が、肝心な日に起床事故発生。 
慌てて合流場所へ向かう。
ところが駅に着いたところ目の前で発車。10分近く足止めを食らった。
(りんかい線増発求ム)
(その前に早く起きるんや) 

スタッフと合流後、大きい荷物をロッカーへ預けて東京ビッグサイトへ入場。
入口ではサークル通行証の確認および手指消毒と検温が行われていた。
さらに奥側でリストバンドと交換。
そしてようやくブースへ到着。
場所は東4ヨ-15a。なんとお誕生日席の横である。 
そして2つ隣は…弘前松屋本で一躍時の人となった「みくまり」先生のブース。

そうして落ち着いた頃に搬入物を回収し、設営を完了。
10:15。C100初の一斉点検。

10:30、開会!!

開会後

開会後は場内の様子をうかがいつつ、弊サークルへお立ち寄りくださる方を待った。
開会から25分ほどで1人目。 それから30分後に2人目。そのあとすぐに3人目。
以降間隔は開きつつも多くの参加者様にお立ち寄りいただき、新刊、既刊合わせて30冊を頒布。
(第1弾[歴史本]、13冊。第2弾[京阪]、5冊。第3弾[新刊]、12冊。) 

予算

今回は、お釣りの取り扱いを行わないため既刊を含め頒布価格を1000円へ統一
さらにキャッシュレス決済の種類を大幅に拡充
クレジットや交通系だけでなくWAONやnanaco、さらにQRコード決済銀聯カードJデビットまで対応。ここまで対応した理由は後述。
予算は値引き分の調整のため30冊へ設定。
波はあったものの多くの方にお求めいただき、閉会6分前に予算達成となった。 

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。
まず、先述した通りキャッシュレス決済の大幅拡充である。
こちらは、COVID-19の第7波真っ只中での開催となる中、準備会よりキャッシュレス決済導入の検討を、とのアナウンスがあったこと、
また他サークルでも多種多様な支払い方法が使えることを踏まえ、
他サークルにできてウチにできないわけがない」との思いから大幅拡充となった。
結果的にお求めいただいた方の約半数がキャッシュレス決済をご利用いただいていたので、良かったと考えている。 
しかし、問題がなかったわけではない。詳細は後述。

また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を採用し設置。 
うろ覚えだが、消毒いただいた方はあまり多くなかった気がする。
長く続くコロナ禍への慣れだろうが、 甘く見てはいけない。

そして今回はビッグサイトの通信状況を鑑み見本誌は通常通り設置
ただしカバーをつけて設置。リスク低減のためである。 

さらにはCOVID-19のワクチンを接種いただいた方向けの割引施策「わくワク割」を実施。
これは
  • 3回以上接種完了の方証明書の提示
  • 2回目までの方2回目が2022年2月1日以降の接種であることが確認できる証明書の提示
と併せてキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。
(2月で切ったのは3回目は2回目から6ヶ月経過で接種可能という政府の指針を準用したものである。)

キャッシュレス決済をご利用の方のうち、70%超の方が割引を受けてご購入。
これは必要に応じて続けていきたい施策である。 
 

なぜこの状況でも出展したのか

東京都にて8月12日に20104名もの罹患者が確認されている状況であるが、出展をした理由は大きく2つある。
  • 中内イズム
  • ダイエーが通常営業であるならば、ダイエー本を扱う以上出展しない理由はない
弊サークルは、地震でも、開けられる状況であれば開けたダイエーの考え方に共感し、
このような状況下でも、頒布できるものがあり、スペースがあり、イベントも中止になっていないのなら出展しない理由はないとの考えを持っている。
スタッフ全員健康であり、当日に大変優先度の高い対応すべき事象がないのなら出展を行うべきと判断した。

また、ダイエーもこのコロナ禍で営業を停止していない。
ダイエーが通常営業なら、弊サークルも通常営業すべきだという判断に至ったため、出展した。

総括

今回は反省点が3つあった。
 

反省点

  • POPの設置方法の改善
こちらについては、今回よりPOPスタンドを導入。
したものの、1台に2つもPOPを吊り下げたことによりバランスが崩れ落下する事象が複数回発生。
重石を置くなどして閉会まで乗り切ったが、設置方法の改善は行わねばならない。
  • 見本誌設置方法の改善 
こちらもPOPと同様で、設置時にバランスが悪い置き方をしていたこと、そして湿気により本がたわんできていたため、落下する事象が発生。
お立ち寄りいただいた参加者様にご迷惑をお掛けする事態となったため、高さを活用し陳列する方法へ改善を予定している。
  • 電源の確保 
これは主に決済端末であるが、閉会までバッテリが持たない事象が発生。
交通系向けの端末はバッテリが切れてしまった。
それだけならまだなんとかなったが、メインの端末も閉会まで持たない事象が起きた。
スタッフの手助けを得てなんとかなったが、モバイルバッテリを複数個持ち込む必要がありそうだ。 

良かった点

  • 釣銭なし対応◎
こちらも頒布価格を1000円とし、釣銭取り扱い中止を継続。
しかしお申し出はゼロ。なぜ?といったお申し出もなかった。
とはいうものの、現金派も約半数いたことから、やはりこのキャッシュレス全盛の時代でもコミケは現金決済が強い世界であると感じた。 
  • 新決済端末導入
こちらは前回(こみトレ39)での反省を踏まえ、端末の集約を目的にVEGA3000なる新しい決済端末を導入。
併せてQRコード決済をはじめ、WAON、nanaco、Edyといった流通系電子マネー 、Jデビットや銀聯カードにも対応。
お立ち寄りいただいた参加者様に驚かれる事態となった。
珍しい支払い方法はほぼいなかったが、端末集約の結果クレジットについては「三面待ち」 が可能となった。
*三面待ち→非接触(NFC)、接触(ICチップ)、磁気の3面同時待ち受け。クレジットを選ぶだけでどの方法でもクレジット決済が可能となる。 

  • レシート出力
これも驚かれる参加者様がいたのだが、弊サークルは現金決済でもレシートをお渡ししていた。
お立ち寄りいただいた記念になるほか、経費として精算する場合にも記録となるし、なによりいくら使ったかがわからないと困るという私の考えがあって即売会の初出展(超こみトレ2020)よりレシートプリンタを導入している。
また、これも「他サークルにできて…」である。他でも出るので出さない理由はなかった。
 
  • おかわり
私を探してお立ち寄りいただいた参加者様もいたのだが、ありがたいことに
一冊買って読んだけど面白かったので他の本も買いに来た」と改めて来てくださった方がいた。
初めてのことであり、大変嬉しく思う。 
  • 同志あらわる
こちらも、ダイエー本を見つけてお求めいただいた参加者の話。
ダイエー某店について造詣が深そうな方で、大変熱い話ができた。
その後、内部で検討の上今後の計画を変更。今はまだお伝えできませんが、乞うご期待
  • 欲しいとの声
コミケ終了後に大変嬉しいお声を頂戴した。
私の案内ツイートをリツイートした後…
これは本当に嬉しい話である。
後になって「買っておけば」といわれたのも初めてなため、大変嬉しく思っている。
この声を受けて、当初の予定より通販開始を前倒しいたします
詳細についてはダイエー本特設サイトおよびTwitterにて発信いたします。乞うご期待!!

  • 名札 
今回は弊サークルのスタッフ全員で名札を着用。
これにより私自身は挨拶が幾分か楽になった。

 昔の名札っぽくつくってみたのである。しかも役職付き。
しかも「For the Participants」の表記。
これは「コミケにはお客さまはいない」の考えに基づき「参加者」の英訳へ変更している。 
あえて役職を「代表」ではなく「支配人」としているのは、本家に倣ってである。
システム担当マネジャー」は、本当にサークルのシステム系を担当しているから付けただけの役職で特に深い意味はない。 (権限もない)
  •  お申し出ゼロ
これが一番嬉しい話である。
色んなことをやっていると、クレームもあるものと思っているが、今回もお申し出は0件であった。
今後も良い対応ができるよう心がけてまいります。 

まとめ

皆様のおかげで予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、また各種ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。

おまけの話

今回もあのメロンブックスの担当者より委託の案内をいただいたので、メロンブックスで通販やるかもしれません。というかやります。
詳細については決定次第ダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。

なお、9月11日の「こみっく★トレジャー40」にも出展予定です。 
遠方の方は通販を、お近くの方はこみトレにてお求めください。
(現状、会場直販+わくワク割が一番おトクです。) 

ダイエーの新たなチャレンジのウワサ!?

国内大手の小売業、ダイエーは4月1日、今年度内に、新たに「D'sQuality」の名前で自社開発商品を展開すると明らかにした。何の

これまで自社開発商品には「セービング」「サリブ」「暮らしの88」などと名付けて展開していたが、昨今のダイエーを取り巻く商環境の変化、また光り輝くダイエーの復活を望む声が多く上がっていることから、ダイエーのスタイルを色濃く出すにはピンク色のプライベートブランドに代わり、ダイエーが開発し、安心して使ってもらえる商品を出すべきである判断が下されたとのこと。4月1日。

展開開始時期については「今年度のいつかはまだ決まっていない」としたが、現在のPBからの置換は今年度の早い段階で行われると思われる。リルフ

ダイエーの広報部長は当方の取材に対し、「我々ダイエーは日本のスーパーで初めてのプライベートブランドを出し、日本初のノーブランド商品を出してきた。あの頃の中内氏の想いを再確認し、お客様に安心して手に取ってもらえる自社開発商品をつくっていく。現状のプライベートブランドもよいが、やはり私たちは私たちの品質基準で商品をつくるべきであり、そのためには現状のものから自社開発商品への置換が必要だ。これは全ての品目で必要である。」と力強く語った。ルリプ
DsQuality


Today is April Fool's Day!

はい、本日は2022年4月1日。エイプリルフールです。
Twitterでエイプリルフール記事を上げている人がちらほらいたので便乗してみました。

今年もお付き合いいただきありがとうございます。

なお、ロゴも実際にないものです。公式が一般人の問い合わせは受けてくれても、こんな取材は受けてくれるわけなかろう。
 

3月1日、大きな節目の日

毎年、3月1日は商業界では大きな節目となっている。
今日3月1日に変わったものを紹介する。 

ダイエー旗艦店級屋号変更から6年

2016年3月1日、近畿事業本部管轄店、関東事業本部管轄店のうち29店舗がダイエーの手を離れた。
私はこのときに、思い出の詰まった大事な大事なお店が含まれていたことに危機感を覚え、ダイエーを追いかけるようになった。 
この時離れたお店、私は今もダイエーと呼ぶ。ÆONとは絶対に呼べない。 

4社合併から28年

1994年3月1日、株式会社ダイエー、株式会社忠実屋、株式会社ユニードダイエー、株式会社ダイナハの4社が合併。
存続会社を株式会社ダイエー、他の3社を消滅会社として統合した。

店名が変わる違和感、私も経験がある。
ただ、中の人からすると悲しみは計り知れないだろう。 
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