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ダイエー長吉店、惜しまれつつ閉店。

去る2023年8月31日、大阪市東部にあるダイエー長吉店が閉店。
今回は閉店日の様子についてレポートする。

別の敷地に駐車場棟がある特殊立地

長吉店は1987年3月30日オープンの店齢36歳。1987年といえば今年劇場版の新作が公開される「シティーハンター」がテレビで放送された年。
あの「Get wild」が生まれた年でもある。

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元々は駅前の再開発により建てられたお店である。

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これがその証。

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エレベータのサインはダイエー矢印。

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駐車場棟にあったオレンジエスコート作戦のジャケットではないおじさんの看板。これは珍しいものだ。
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店内は一部改装されて綺麗になっていた。しかし閉店。


閉店の挨拶

今回、セレモニーらしいセレモニーはなかった。
と、いうより挨拶があまりにも短く切り取るところがないため、ここに全文を掲載する。
みなさん、閉店のため、こんなに多くの方にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
ダイエー長吉店として1987年3月にオープンいたしました。
もしかすると、この中でもダイエーの開店の時、お店に来られた方、いらっしゃるのではないでしょうか。
(周りを見渡す店長)
ありがとうございます。
まあ、そういったお客さまに支えられましてこの37年間、無事営業することができました。
本当に、ありがとうございます。
私は、あの、店長をさせていただいてここで5店舗目になります。
えー、それこそ、朝、昼、晩。決まったお時間に、毎日、お顔を見せてくれるお客さま。
複数いらっしゃいます。本当にそういった、お客さまに支えられてね、しっかり営業できた。ということで、改めまして、感謝申し上げます。
明日からはもう、お店がなくなってしまいますので、お買い物するところがございません。
本当に申し訳ございません。
また、お買い物だけではなく、お友達とおしゃべりする。
まあそういった景色も明日から、見られなくなると思うと、 本当に残念で仕方ありません。
これからは、平野区には「喜連瓜破駅前店」がございますので、ぜひそちらのお店、この長吉と同じように、ご愛顧いただきますように、お願い申し上げます。
最後になりましたけれども、今日、暑い中こんなにお集まりいただいて、ありがとうございます。
皆様方の、ご健勝とご多幸をお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。
本日は、本当に暑いところ、こんなにお集まりいただきまして、お見送りいただきまして、ありがとうございます。 

 - 長吉店閉店の挨拶 
テープおこしに近い感じで全文を記したが、何か気づくことはないだろうか。
実はこのお店、「閉店する」とは言っていたものの、「閉店の理由」が最後まで明かされることはなかったのだ。
どこかで映像をご覧になった方や、現地にいた方はわかるかもしれないが、挨拶の終盤に閉店を知らず買い物に来て、従業員に止められた地元住民と思しきお客さまの怒りの声が聞こえたのだ。
なんで買い物でけへんのや!」と。 

よく考えたら、最寄駅となる出戸駅のすぐ近くには代わりになるスーパーはない。
これを読んで地図を見たそこのあなた。「自転車で行ける距離ならあるんちゃう?」
いや、駅前にあることが重要なのだ。
出戸駅前にダイエーがオープンすると聞いてマンションを購入した人もいると聞く。
歩いて買い物に行けるというのはひとつ利点なのだろう。

お店は誰のためにあるのか?

さて、閉店の理由を最後まで明かすことなくお店を閉めた長吉店。
ここで考えてみよう。
お店は、誰のためにあるのだろうか。
会社のためだと答えたら、それは会社都合でお客様のことを考えていないことになる。
お店は、お客様の為にあるのだ。 
これはいろんな人が言っているが、ダイエーグループ総帥である中内㓛CEOも同じ考えだったといわれている。

ダイエーが昔あまり閉店しなかったのはこの考え方があるからともいわれている。

また、それを裏付けるものとしてダイエーグループの飲食業態であった株式会社ハブの太田社長もこう仰っている。
中内さんからの教えでもあります『店はお客様のためにある』との考えを私は持っています。
一度出した店には、お客様に対する責任が生じます。従って撤退も安易にするべきではないのです。
今回の閉店、お客さまには閉店理由が明かされぬままであるが、お客さまに対する責任を果たしているといえるのだろうか。

余談

このお店には2023年8月現在で大阪市内唯一となるドムドムハンバーガーがあった。
館の閉店に伴い、ここも閉店。
大阪府内はついに3店舗まで減ってしまった。(吹田、深井駅前、津之江FC)
昔はもっとたくさんあった。
もちろん京橋にも。金剛にもあった。
ドムドムハンバーガーを探して、遠くまで行かねばならなくなっている。
ぜひとも大阪市内に再出店してほしいところである。 

コミックマーケット102に出展

2023年8月13日、東京・有明で開催されておりました「コミックマーケット102」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

会場最寄駅から数駅離れたところへ宿を取り宿泊。
朝は早く起床。(モーニングコールを活用)
大きい荷物を東京駅のコインロッカーへ預け、ゆりかもめで合流場所へ。
(時間は…ry)
スタッフと合流後、急いで東京ビッグサイトへ入場。
入口ではサークル通行証の確認とリストバンドの交付が行われていた。
ブースへ向かう途中に搬入物を受け取り、ブースへ。
場所は東2ホールのW-21a。なんとお誕生日席である。 

時間が迫る中設営を完了。
今回は大型バナー設置のためいつもより少しだけ時間がかかった。
10:15、C102の2日目初の一斉点検。

開会直前に頒布にかかるオペレーションの読み合わせを実施し開会を待つ。

10:30、開会!!

開会後

開会後は壁サークルの様子をうかがいつつ、弊サークルへお立ち寄りくださる方を待った。
開会から19分ほどで1人目、それから10分後に2人目。そのあと15分ほど後に3人目。
以降間隔は開きつつも多くの参加者様が訪れてくださり、新刊、既刊合わせて39冊を頒布。
しかも既刊の「京阪沿線編」「阪急神戸線・宝塚線沿線編」に加え、コミケ用に割り当てていた新刊完売
これは弊サークル発足以来の新記録である。 

予算

今回は売れ行きの見込みがわからなかったため全体で10冊、
また新刊だけでも10冊へ設定。
予想を超える冊数をお求めいただき、頒布物全体で10冊は1時間53分、新刊の10冊も2時間22分で達成
時間はかかっているが、未達ではないので問題はない。 

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、5類感染症となってもリスクは変わらず、じわじわ増えているCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。
まずは前回に引き続きキャッシュレス決済の推進である。
こちらは現金で支払おうとしている参加者様へ「キャッシュレス決済」だと優待が受けられる旨声掛けを実施した結果、ほとんどの方がキャッシュレス決済へ切り替えられた。

また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。
毎度お馴染み、大阪発の化学メーカである「サラヤ株式会社」の業務用製品を採用し設置。
今回はほとんどの参加者が消毒を行っていなかったと記憶している。
とはいえ有効な対策を解除する理由はないため、今後も引き続き設置を続ける。 

キャッシュレス決済を推進するための割引施策は「キャッシュレス優待」へ名称を変更し継続実施。
これはキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。
キャッシュレス比率は全体の75%であった。 
これはようやく安定したように思うため継続実施する。 

総括

反省点、良かった点はTwitter(X)に投稿済である。



反省点

  • 通信回線トラブル
開会から1時間53分が経過した12:23頃、クレジット決済端末が通信エラーで決済失敗する事象が発生。
交通系決済に使用している端末で処理を試みるも通信エラーが発生。
原因はモバイルルーター決済端末およびPOSとの通信異常が起きていたこと。
根本原因はわからなかったが再接続を実施したところ復旧。
結果として参加者様を長くお待たせする事態となった。
心優しい方であったため温かく見守ってくださったが、弊サークルの決済処理に関わる重大なインシデントであると考えている。
今後は障害が起きた際により迅速に復旧できるよう努める。

  • レシートロール交換時の向き間違い
こちらについてはレシートに赤い帯(=残りわずか)が出ていることに気付いたためレシートロールを交換。
その際に向きを誤り、印字面ではない側をセットして印字
すぐ向きを変え再印字をかけたが、これはテスト印字をしておけば防げた初歩的なミスである。
今後はレシートロールを交換する際は必ず何らかのテスト印字を行う。 

良かった点

  • 服装で驚かれる
今回はいつもの「福岡ダイエーホークス」のハッピに加え、途中で緑色のポロシャツへ着替えた。
その緑色のポロシャツ、表面は無地で胸元にポケットがあるだけなのだが、肝心なのは裏側である。
裏側上部には「SERVICE STAFF Daiei」と記載があった。
これはとあるオークションサイトにて入手した「本物の制服」である。
が、どこで着用されていたのかは不明である。
(弊サークルの副支配人によると、カート回収などを行っていた店舗スタッフが着用していたものではなかろうか、とのことであるが真相は不明である。)
 
他のサークルのブースを訪問した際にも着用していたが、懐かしさを感じていただけたのであれば嬉しい限りである。
  • 多くの方が訪れてくださる
今回は本当に多くの参加者様が立ち寄ってくださった。
初めてお会いするフォロワーの方もたくさん。
もちろん、午前に来た方、午後に来た方さまざまであったが、ちゃんと挨拶はできたので良かったと考えている。
お越しくださいましたフォロワーの方には心から感謝しております。
ありがとうございます。

  • コミケ用に割り当てた新刊完売
こちらは先述した通り、今回出した新刊が完売したというものである。
開会前にメロンブックス通販委託分、見本誌分、コミケ頒布分と分けていたが、
メロンブックス通販委託分および見本誌分を抜いた分をコミケ用とした。
ところが、これが閉会7分前に完売となった。
新刊がイベント中に完売するというのは初めてである。
お求めいただいた方に心から感謝申し上げる。

…なお、最後に来てくださった方の分はなんとかしているので問題はない。 

バナーで目立つことができた

今回は当選が判明し配置を確認した際に島の端である「お誕生日席」であることを確認した。
スタッフと協議し、「目立たせないといかんなあ」となったため急遽バナーの作成を決定。
イラストについては禊名 莉乃亜先生に描画を依頼。
イラストが届いた後にこちらで編集を加えたところは右上のロゴを追加したのみ。
それ以外はそのまま。
結果、とても可愛く目立つバナーができた。
なお、写真では片面であるが実際には表裏で2枚掲出していた。
背景の写真は大阪にある「ダイエー曽根店(0227)」である。
しかも、元の写真は曇り空であったがこちらから先生に「良い感じにお願いします」とお伝えしたところ青空となって届いた。
とても素晴らしいイラストであったため、急遽予定を変更し新刊の表紙にも採用。
ようやく同人誌らしい表紙とすることができた。
(イラストを表紙にしたのは第1弾の歴史本以来)

閑話休題。
今回バナーを作成し掲出したことによって遠くからでも見つけていただくことができた。
今後のイベントでも掲出予定であるので、バナーを目印に見つけていただきたいところである。 

  • キャッシュレス決済多数 
今回はいろんなキャッシュレス決済をご利用いただいた。
呼びかけをしっかりやったことで比率がアップ。
お互いにメリットがあるので今後も継続して呼びかけていこうと考えている。

まとめ

皆様のおかげで史上初の完売という大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、フォロワーの皆様、また各種ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。 

おまけの話

今回はメロンブックスの担当者より委託の案内をいただくより前に新刊の予約対応をお願いしていた。
が、前日までに事前予約分は完売追加分を委託しているため予約いただくことができるようになっています。 

不安定の安定 ショップ - メロンブックス

なお、諸般の事情により2022年8月31日をもってboothでの頒布は終了しているのでご注意ください。
次回出展予定は2023年9月10日に大阪・南港で開催される「こみっく★トレジャー42」です。
詳細は決まり次第私のTwitter(X)およびダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。

GMS復活の兆し!?

国内大手の小売業、ダイエーは4月1日、今年度中に総合スーパー形態での新店舗を出店する計画があることを明らかにした。何の
2016年以降、食品スーパーとしての出店のみに絞ってきているが、総合スーパーとは何か、といった頃から出店し続けていたので、原点回帰する形となる。フリル

出店エリアについては未定とされているが、現状出店しているエリアのどこかであると思われる。ール

さらに、過去に同業他社へ移管した店舗においては、メモリアルコーナーの設置を要請していることも明らかにした。フリ
これは、過去にダイエーだったという歴史を後世に伝えていくべきことが重要であるとの考えから、関係各所との調整の上に進めているもののようだ。フー

具体的な店舗は未定とのこと。 エイ

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ダイエーの広報担当者は当方の取材に対し、「昨年は創業65周年を迎えた。今年は66周年。初心を忘れないために、創業初期に三宮に出店したSSDDSのような店舗をもう一度作ろうということになった。改めて、創業時の理念をもう一度思い出し、原点回帰をめざす。」 と語った。今日は




Today is April Fool's Day!

はい、本日は2023年4月1日。エイプリルフールです。
Twitterでエイプリルフール記事を上げている人がちらほらいたので便乗してみました。

今年もお付き合いいただきありがとうございます。

なお、写真は在りし日のショッパーズプラザ横須賀です。
公式が一般人の問い合わせは受けてくれても、こんな取材は受けてくれるわけなかろう。

 

こみっく★トレジャー41に出展

2023年1月15日、大阪・南港で開催されておりました「こみっく★トレジャー41」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

某ビジネスホテルで目覚め。朝食はちゃんと失効執行。
チェックアウト後、駅へ向かうまでにコンビニでガムテープを、こデリでドリンクを調達。
集合場所にてスタッフと合流、会場であるインテックス大阪へ向かう。

前回のこみトレ40では、b2-onlineの入場認証のみとなっていたが、今回も同じであった。
弊サークルは前回まで大阪府における独自の追跡確認システムである大阪コロナ追跡システムへの登録を呼びかけていたが、2022年12月31日をもってサービス終了したため、今回は呼びかけをしていなかった。

インテックス大阪へ入る前にサークルチケットを準備。
サークルチケットを係員へ渡し、入場。
チケットを回収するスタッフの横に検温用の機械が設置されていた。

ブースに到着。なんと両隣は知っているサークル。
挨拶をしつつ、設営。
設営を終え、談笑。
おもちゃの兵隊さんのマーチが流れてきており、慌てて正装へ。

開会後

開会後は壁サークル方面の人の流れを見つつ、弊サークルへお立ち寄りいただける方を待った。
とにかく人の流れの多いこと。人の流れが徐々に戻ってきているのを感じた。
開始16分で1人目。過去2番目に早い。
その後13分後に2人目。3分後に3人目、1分後に4人目、6分後に5人目と、11時台だけで8人の方にお立ち寄りいただいた。
その後も多くの方にお立ち寄りいただき、 新刊、既刊合わせて27冊を頒布。不安定の安定史上過去2番目、こみトレ出展時の頒布数としてはトップである。 
(第1弾[歴史本]、3冊。第2弾[京阪]、3冊。第3弾[神戸市営地下鉄]、3冊。第4弾[新刊]、18冊。新刊の売れ行きもトップである。)

予算

今回も引き続き頒布物全ての価格を1000円へ統一。
キャッシュレス決済も前回と同じく対応。
予算は過去のこみトレ出展時の実績から10冊へ設定。
また新刊だけでも10冊へ設定。
予想を超える冊数をお求めいただき、第1の予算、頒布物全体で10冊は1時間20分で達成。新刊の10冊も1時間35分で達成
いずれも不安定の安定史上過去最速である。

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。 
前回に引き続きキャッシュレス決済の推進である。
こちらはC100に向けて導入を進め、好評であったことから継続となった。
また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。 
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を採用し設置。  
こちらから呼びかけなくても消毒いただく参加者もちらほら。かなり少なくなったように思う。
意識の違い、とでもいうべきだろうか。

そして今回もこみトレ40に引き続き見本誌は通常通り設置
ただしカバーをつけて設置。リスク低減のためである。

さらにはキャッシュレス決済を推進するための割引施策「無現割」を実施。
これはキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。
キャッシュレス比率は全体の50%であった。
これは必要に応じて続けていきたい施策である。
が、「無現割」という名前があまりよくないので、名称変更の上で継続を予定している。
(無現[金]割。自身のネーミングセンスを疑う。キャッシュレスを意味する、と考えていたが翻訳すると"no cash"。名前を変えようと思う。)

総括

反省点、良かった点はTwitterに投稿済である。




反省点

  • 割引忘れ
今回からキャッシュレス決済利用者全員が対象の割引施策。
だが最初の1件だけ割引を忘れて決済を実行してしまった。
気づいたのはスタッフの「割引した?」の一言。
あっ!」と気づいても時すでに遅し。参加者様は雑踏の中。
あのときの参加者様には大変申し訳なく思っている。
再発防止のため、次回以降開会前にオペレーションの読み合わせを実施し、私とスタッフがきちんと認識している状態をつくる。 
  • 高額紙幣の際の対応 
現金でお求めの際に、高額紙幣を出される事例もあった。
基本的にお釣りを出さないようにしているため、対応をその場で検討。
結果、両替を実施。
お釣りを出すようにすると金額設定が自由になる反面、釣銭用の硬貨を準備するコストがかかる。
そのため、次回から少しだけ両替用の紙幣を準備する。
  • 告知時の場所誤り 
告知の際、下記の通り「入口入って左側3つ目の島」と記載していた。

ところがどっこい、入ってみると入口が変わっていた。
こればっかりは仕方がない。事前に入手していた配置図とは異なっていたのだから。
ただ、今後はよく確認の上、入場してから入口が違うのに気づいたらお知らせするよう努める。 

良かった点

  • 新刊好調
先述の通り、新刊は過去3種類に比べて一番売れている。
これも、応援してくださる皆様のおかげであると感じている。感謝、感謝である。
  • 決済端末に興味を持つ方あらわる
お求めいただいた方の中で、「決済端末が置いてありますが、使えますか?」と問われる方が。
答えはもちろんYES。 こうして興味を持っていただくのは大変嬉しい。
  • 早い段階で予算達成!
こちらも先述の通り、過去最速で予算達成となった。これも皆様のおかげであり、感謝である。
  • 連続して売れる!
POSジャーナルを確認したところ、立て続けに7件の売上が立っている時間帯があった。
これは嬉しい話である。実際、忙しくて離れられない時があった。大変嬉しい。 
  • 既刊もそこそこ売れる!
既刊についても3冊ずつであるが、売れている。
ゼロよりはありがたい。感謝である。
また、歴史本については、1月に頒布するのは特別な意味を持つ。
内容のネタバレをしないようにするが、ある件についてインタビューが載っているのだ。
そしてその件についての詳細も。ヒントはこの記事の投稿日。
  • ダイエー本を探してくる人あらわる!
お立ち寄りいただいた方の中に「この本、探してたんです!!」とおっしゃられた方がいた。
こんなに嬉しいことはない。うちを探してきてくれた方がいた、これは今後の活動への大きな活力になる。
うちの本を読みたくてお立ち寄りいただける方が増えるよう、活動を続けていきたい。

また、Twitterに書いていないが個人的に良かったこともある。
  • 読むだけの方が少なくなった
即売会でよく見かけるのが、見本誌を読んで買わずに立ち去る方。
これが今回は心持ち少なくなったように感じている。
正確に計数していなくとも、なんとなくわかるのだ。
もっと多くの人に興味を持っていただけるよう、本の内容も工夫していきたい。
 
  • mo-waveで話題に!
こみトレには、館内でだけ聞くことができる番組が存在する。
その名も「mo-wave(モウェーブ)
こみトレ参加型館内放送番組、と銘打ってラジオ番組的なものが流れているのだ。
リクエスト曲が流れたり、Twitterの投稿を読んだりしている。
そう、指定のハッシュタグで告知すると、読んでくれるのだ。
私は下記のように投稿。すると、「近所にダイエーができた!」や「ダイエーってÆONにならなかったっけ?」などと会話が弾んでいたのだ。
読まれるだけでなく、会話が弾んでいたことには嬉しい限りである。
改めて、ダイエーの知名度の高さが窺えた。

まとめ

皆様のおかげで史上最速で予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、また各種ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。

おまけの話

今回もあのメロンブックスの担当者より委託の案内をいただいた。
実は今回は2度目。事前に別のルートで案内をいただいていました。 
既刊については委託済みです。新刊はこれからです。

不安定の安定 ショップ - メロンブックス

なお、諸般の事情により2022年8月31日をもってboothでの頒布は終了しているのでご注意ください。

次回出展予定は未定。夏頃に向けて検討中、とだけ。(こみトレは時期が来たら申し込みます。)
現時点でお伝えできるものはないですが、決まり次第私のTwitterおよびダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。

残りわずか

2022年も残り6時間を切った。
今年も激動の1年であったダイエーを振り返る。


1月 特に動きはなかった。

1月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

 

2月21日 ダイエー社長交代発表。

2月21日、ダイエーの社長の交代が発表された。
西峠泰男氏。なんとこの方、2020年3月までベトナムにいらっしゃった。
それが数年後にはダイエーの社長である。
この時はまだ、どのようなことをしてくれるのか全くわからなかった。

一方、社長退任となった近澤靖英氏は、2015年2月、ダイエー解体の直前に社長に就任。
モッくんの再雇用をはじめ、クリスマスソングの制作など数々の功績がある。
 思い返せば、近澤氏の社長就任の数ヶ月前に「ダイエー屋号消滅」宣言がなされた。
その後に近澤氏が社長へ就任。モッくんを一度クビにしたかと思えば、「特命宣伝部長」の役職付きで再雇用を実現。
そして、2020年初頭より起きたコロナ禍。その際も、「届けたいのは、安心」をスローガンに営業を継続。60秒のドキュメンタリー映像も発表。
さらに、大阪市内で「こデリ」なる新たな屋号を創出した。
いつの間にか、ダイエー屋号消滅の話はなくなっていたのだ。

私自身、ダイエー屋号存続への舵を切ってくれたのは一番大きな功績だと考えている。
しかし、近澤氏が社長の頃にグループ会社の再編が加速してしまったのもまた事実。
なので両手放しで喜べるわけではないのだ。

さて、そんな近澤氏だが、2022年3月からはイオンベーカリーの代表取締役会長に就任。
しかも、おひとりではなかった。
ダイエーマンである岡本近畿事業本部長も、イオンベーカリーの代表取締役社長へ就任。
いやはや、人生とはわからないものである。

2月24日 ダイエー屋号での新店舗オープン発表!!

2月24日、ダイエーは、東京都江東区に「ダイエー豊洲店」を4月1日にオープンすることを発表。(店コード:0888)
公式発表では、「約4年半ぶりの出店」と書かれているが、おそらくこれは2017年9月30日オープンの「ダイエー東部市場前店(0857)」、「ダイエー住ノ江駅前店(0858)」のことと思われる。 
しかし、ここは「フードスタイル店舗」であり、また「ビッグ・エー」の居抜きなため、純粋なダイエーとは異なるのだ。 
こちらで確認したところ、フードスタイル店舗を除き、再出店を含めると2016年7月21日オープンのダイエー町田店(0852)以来約5年8ヶ月ぶり、再出店も含めない場合は2014年10月28日オープンのダイエー浦安駅前店(0761)以来実に7年5ヶ月ぶりのダイエー屋号での新規出店である。
社長交代直前の出来事であったため、近澤社長の置き土産かと思っている。

…このときはまだ、この後に続くとは誰も予想していなかった。 

3月1日 近畿事業本部長、交代。

2月21日に発表された通り、社長が交代、近畿事業本部長もいなくなってしまったため、後任人事が3月1日に発表された。
ダイエー店舗の棚卸などを行っている「株式会社ダイエースペースクリエイト」の代表取締役社長であられた大竹勇(おおたけ いさむ)氏。 
新近畿事業本部長の大竹氏も、ダイエーマンである。
また、株式会社ダイエースペースクリエイトの社長には、ダイエーいちかわコルトンプラザ店(0401)の店長であられた中内晃氏が就任。
我らがダイエーグループ総帥である中内㓛CEOとの関係性は不明である。 

4月10日  ダイエー東鷲宮店、閉店。

4月10日、ダイエー東鷲宮店が閉店。

動画を見ていると、「ÆONとは、ラテン語で永遠を意味する」との話があった。
最後の店長となった清水店長。この方はダイエーマンである可能性が高いのだ。
(公開されている情報を確認する限りは、ダイエーからの出向となっている)

パッと写ったかと思えば、「イオン東鷲宮店」のタスキ。そしてその左側に謎の男性。
話を聞き続けると、5月にオープンし、後継店舗となる「ÆONSTYLE南栗橋」の店長であることが判明。
タスキの受け渡しによって、引き継ぎを表したいように感じた。

東鷲宮店、実は未踏の地であったので、悔やむばかりである。

4月23日 2代目ダイエー西宮店、リニューアルオープン!!

4月23日、2代目ダイエー西宮店がリニューアルオープン。
近畿事業本部管轄店舗の旗艦店となるべく大改造を実施。

…お気づきだろうか。私が「2代目ダイエー西宮店」と記載している理由。
ダイエー西宮店、初代は別の場所にあるのだ。2016年に看板が変わったためあちらを「初代」としているのだ。
この2代目も初めからダイエー西宮店だったわけではない。
元々マルナカ事業部の管轄店舗だったのだ。もうお気づきだろう、マルナカ物件である。

ちなみに、ダイエーの1社提供の料理番組、「dai-docoro☆ベジタ」の撮影にも使われている模様。

5月 特に動きはなかった。

5月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

6月 新アプリへの移行を実施。

6月21日、ダイエーは新アプリ「iAEON」を導入。
そして、クーポン配信も将来的にこちらへ移行することが明かされた。

なんでもÆON化、どうなんだろうと思っていた。
便利さに気づくのはまだ先である。

7月 特に動きはなかった。

7月。ニュースリリースなどを調べたが大きく動いたことはなかった

8月30日 アプリ統一、実行の知らせ。

8月30日、ダイエーはクーポンの配信を9月1日より「iAEON」に一本化すると発表。
さらに、購入金額に応じてボーナスポイントの進呈キャンペーンを開始。
ただし、iAEONアプリで表示できるバーコードの提示及び読み取りが必要。

…これについては、移行にあたり消費者側でやらねばならないことがあったため、少し苦情の声があったようだ。
実際、店長への直行便に投書されているのを見たことがある。 

9月9日 盲導犬募金、5億円到達!!

9月9日、ダイエーは盲導犬募金が5億円に達したことを発表。
ダイエーは1991年3月から盲導犬募金を実施しており、2008年11月末で2億円、2013年5月で3億円、2017年1月で4億円に達し、そしてついに2022年6月、5億円に達した
ダイエーが30年以上に渡り続けている社会貢献活動の一つであり、ダイエーらしさの一つでもある。
募金だけではなく、補助犬ふれあい教室なるイベントも実施。
社会のために、今できることを着実にやっているのだ。

9月22日 ダイエーが寝屋川市に復活する!!

9月22日、ダイエーは「ダイエー寝屋川中神田店」を10月22日にオープンすることを発表。(店コード:0889)
大阪府寝屋川市には2005年8月末まで「ダイエー香里店(0084)」があったが、実に17年2ヶ月ぶりに復活することとなった。

9月23日 ダイエー65周年!!

ダイエーは2022年9月23日、65周年を迎えた。
もちろん「創業祭」が開催されたのだが、CMでは妙な発言があった。
「今こそ、よい品をどんどん安くへ挑戦します!!」
よい品をどんどん安く、より豊かな社会を。中内㓛CEOが定めたダイエー憲法である。 
これは挑戦するものではない。「実践」するものであると私は思った。  私はこのように思ったことをそのまま書いたが、どうやらこれを見て心動くものがあった方もいるようだ。
公式に伝わったのかはわからない。が、これ以降ダイエーは「よい品をどんどん安くへ挑戦する」と言わなくなった。

私自身知っているところはあるが、秘密にしておきたい。 

10月5日 新店第2弾!!

10月5日、ダイエーは塚口店(0318)の向かいに「フードスタイルソコラ塚口店」を11月2日にオープンすることを発表。(店コード:0890)
ここは「塚口さんさんタウン」の3番館があった場所で、野村不動産が開発する「ソコラ塚口」の地下1階と1階に出店するものである。
食品売場だけではなく、化粧品売場も設置!!
産学連携も行うようで、楽しみである。

10月22日 寝屋川中神田店、オープン!!

2022年10月22日、ダイエー寝屋川中神田店がオープン。 オープン当日は朝から大行列。

所在地は元々田んぼであった。最寄り駅は京阪本線の萱島駅であるが、徒歩15分ほどと少し離れている。
だが、周りは家やマンションが多いので、需要はかなりあると思われる。
  私はオープンには出遅れたので、代わりに初日の閉店を見届けた。

10月31日 グルメシティ西大路店、閉店。

10月31日、京都市の「グルメシティ西大路店(0828)」が閉店。
10年しかなかった超短命店舗であるが、駅から少し離れているのでちょっと難ありなのかもしれない。
私も行ったことがなく、閉店の1週間前にようやく訪問。もっと早くに来ておけばと悔やむばかりである。

10月31日 ダイエー竜野店、閉店。

10月31日、兵庫県たつの市のダイエー竜野店が閉店。

こちらは「赤とんぼ広場」という専門店街と同居しており、オーナーはダイエーグループであった建設会社の「イチケン」である。
老朽化を理由に閉店を決めたのはオーナーなので、仕方ないと言えば仕方がない。

閉店セレモニーでは赤とんぼ広場の店長がお客様からの手紙を読み、ダイエー側は、とても素晴らしい挨拶があった。

実は、初めての店長だという中村店長。
着任初日の出勤時、従業員から「新しい店長さんやね、よろしくね」「新しい店長さんやね、頑張ってね」と声をかけられたのだという。
従業員から愛されているのが窺えるエピソード。
従業員同士の距離が近いというのも個性であるとおっしゃられていた。

そして最後。
「ÆON竜野店は本日をもって閉店いたします。明日以降は営業いたしませんが、どうか、ダイエー竜野店、ÆON竜野店を忘れないでください。皆様が、ふるさと竜野を思い出すときお子様、お孫様の成長を振り返るとき。また、ご自身の人生の節目を振り返るとき。その思い出の中に、どうか、ダイエー竜野店、ÆON竜野店が存在し続けることを願っております。

これ、初めての店長の挨拶じゃない。素晴らしすぎる。
私はその場にいなかったので、少し後悔が残った。

11月2日 ソコラ塚口店、オープン!!

2022年11月2日、塚口に新店舗がオープン。
こちらはキャッシュレス専用セルフレジの導入があったようで、調べてみるとダイエー近畿地区初。 
私は11月3日に訪問しており、様子を確認したところ大変賑わっているように見えた。 

11月10日 新店第3弾!!

ダイエーは大阪府豊中市に「フードスタイル豊中庄内店」を12月2日にオープンすると発表。(店コード:0891)
グルメシティ庄内店(0758)とは共存するようで、少し離れている。
近畿地区3ヶ月連続出店の最終である。やはり今年のダイエーは近畿が一番熱いように見える。 

11月30日 ダイエー金剛店、閉店

11月30日、ダイエー金剛店が閉店。
 
どうやら再建されるようである。
ただ、ダイエーのお店がなくなるのは寂しい。

最終日は朝からイベントが行われており、さまざまなアーティストが催事場で歌を披露。
その中には、「human note」もいた。
そして、京橋と同じように閉店の際は「蛍の光」で幕を閉じた。
「human note」ダイエーではクリスマスソングや60秒のドキュメンタリーでお馴染みである。 

12月2日 庄内の新店オープン!!

2022年12月2日、庄内の新店がオープン。
駅からは少し歩くが、バスに乗ってもバス停1つなので、歩いても変わらない。
私も実はオープン数日後に訪問しているが、混乱しているお客様を見つけた。
ÆONFOODSTYLEはダイエーであると認識できるお客様がまだまだ少ないのかもしれないが、
私は「ÆONとは別物」と説明し続けている。 

激動すぎる2022年

ダイエーにとり、今年は特に激動の一年であった。
今年は閉店が計3店舗(AR:3店舗、D:1店舗)となった。
これ以上、ダイエーを減らさないでという願いを込めて、2022年を終えようと思う。

今年もお世話になりました

2022年もお世話になりました。
私事ながら、今年はダイエーに関する同人誌の第4弾の制作を発表しました。2023年1月に頒布を開始します。
ダイエーグループマン/レディの方にお読みいただけたら喜びます。(/∀\*)
もちろん、一般の方にもお読みいただきたく思っています。
特に、ダイエーなんてもうないでしょ、と思っている人に読んで欲しいです。

2023年も、スーパーゆかりとダイエーをよろしくお願い申し上げます。
皆様どうぞ良い年をお迎えください。

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