カテゴリ: 不安定の安定

こみっく★トレジャー40に出展

2022年9月11日、大阪・南港で開催されておりました「こみっく★トレジャー40」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

道中、こデリでドリンクを調達しつつ、集合場所へ向かう。
スタッフと合流後、会場であるインテックス大阪へ。

今回はC100の教訓を活かし、頒布品と備品は複数個の箱へ詰め宅配搬入。

前回のこみトレ39ではb2-onlineの入場認証と厚生労働省が公開しているCOVID-19接触確認アプリケーション「COCOA」のインストールを求められていたが、今回はb2-onlineの入場認証のみ、COCOAの接触履歴の確認は行わない、と対策の緩和が行われていた。 
弊サークルでは引き続き大阪府における独自の追跡確認システムである 大阪コロナ追跡システムへの登録を行うよう特設サイトで呼びかけていた。

登録を終えたらサークル入場ゲートへ。
サークルチケットを係員へ渡し、入場。
なお前回行っていた入場ゲートでの個別の検温は行われていなかった。

ブースに到着。設営を終え、少し談笑。
おもちゃの兵隊さんのマーチが流れてきており、開会直前であることを知る。

開会後

開会後は入口から壁サークル方面への人の流れを見つつ、弊サークルへお立ち寄りいただける方を待った。
開始3分で1人目。不安定の安定史上最速である。
それから25分後に2人目。そのあと10分後に3人目。4分後に4人目と多くの参加者様にお立ち寄りいただき、新刊、既刊合わせて25冊を頒布。
(第1弾[歴史本]、11冊。第2弾[京阪]、6冊。第3弾[新刊]、8冊。) 

予算

今回もC100に引き続き、お釣りの取り扱いを行わないため既刊を含め頒布価格を1000円へ統一
さらにキャッシュレス決済の種類を大幅に拡充
クレジットや交通系だけでなくWAONやnanaco、さらにQRコード決済銀聯カードJデビットまで対応。
予算は過去のこみトレ出展時の実績から10冊へ設定。
予想を超える冊数をお求めいただき、なんと2時間足らずで予算達成となった。 これも不安定の安定史上最速である。

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。 
まず、先述した通りキャッシュレス決済の大幅拡充である。
こちらはC100に向けて導入を進めており、好評であったことから継続となった。
また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。 
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を採用し設置。  
こちらから呼びかけなくても消毒いただく参加者も多かった気がしている。
意識の違い、とでもいうべきだろうか。

そして今回はC100に引き続き見本誌は通常通り設置
ただしカバーをつけて設置。リスク低減のためである。

さらにはCOVID-19のワクチンを接種いただいた方向けの割引施策「わくワク割」を実施。
これは
  • 3回以上接種完了の方証明書の提示
  • 2回目までの方2回目が2022年2月1日以降の接種であることが確認できる証明書の提示
と併せてキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。
(2月で切ったのは3回目は2回目から6ヶ月経過で接種可能という政府の指針を準用したものである。) 
キャッシュレス決済をご利用の方のうち、約40%の方が割引を受けてご購入。
これは必要に応じて続けていきたい施策である。
が、記事執筆時点での3回目接種率が65%と増えてきているため、今後接種率がアップしてきたら割引施策を終了する可能性がある。

総括

反省点、良かった点はTwitterに投稿済である。



反省点

  • 電源の確保
今回、前日夜に充電満タンで端末類を持ち込んだのだが、決済端末類が閉会まで持たず、途中で充電する事態が発生。
メインの決済端末は電池の減りがかなり早かったので設定を確認したところなんと画面の輝度がMAXになっていた。 
途中で設定を変更したものの、閉会までは持たなかった。
より容量の大きいモバイルバッテリの導入を検討し、電池切れに備える。
  • お立ち寄りいただいた参加者への声かけ
興味がありそうで足を止めていただいた参加者様がいた。
しかし、声をかけるチャンスを逃し、離れていってしまったという事案が複数回発生。
こちらは周囲に目を配り、より良い対応ができるよう努める。 

良かった点

  • キャッシュレス決済大好評
こちらは実際に店舗でも使用されている決済端末を持ち込んでいたので、驚かれる方が多かった。
C100では他にも同じ端末を持ち込んでいるサークルがあったが、今回は他では見かけず、やはり現金が多かった。
また、POSで直接処理をする決済手段を初めて使用。支払い完了画面にサークル名が表示されることに驚かれる方もいた。私も大変嬉しい。 
  • 決済端末に興味を示す方ちらほら
こちらも、決済端末を見て驚く方が多かった。
見た目は結構がっちりした端末。サークルで導入していること自体あまり見かけないなので尚更である。
「ウチも導入しようかなあ」と考える参加者様も。
コストをかけずに導入するためにはキャンペーンを有効活用すべきである。 
  • 弊サークル史上最速で売上が立つ
こちらも先述の通り、開始3分で売上が立った。幸先の良いスタート。
POSのジャーナルを確認したところ、1時間に2冊以上売れており、 やはり初めが肝心なのだと実感した。
  • 歴史本大好評
今回はダイエー歴史本の重版分、店舗巡りin京阪沿線、そして新刊の店舗巡りin神戸と3種類を準備して臨んだが、やはり歴史本が一番売れている。
これは今後の方向性を考えなければならない。
ダイエー憲法「よい品をどんどん安く」に則りサークル運営をしているので、購入者の求めるものを用意するのは当然である。
なので今後歴史本の新刊が登場するかもしれないが、決定事項ではない。
  • 予算の2倍超の売上
これが一番驚いた。
過去3回こみトレに出展し、今回で4回目なのだが、こみトレだけの売上を考えた時に今回がトップである。
COVID-19の影響を受け、過去3回は参加者があまり多くなく、売上もそこまで上がることはなかった。
C100では30冊頒布したが、こみトレではそこまでいかないだろう、と過去の実績に基づき10冊で予算を設定。
いざ蓋を開けてみたら予算達成率250%である。
これにはスタッフ共々大変喜んだ。
COVID-19に関する規制緩和の影響もあるだろうが、やはりダイエーについて知りたい、という参加者様が少なからずいたことによる結果だと思う。感謝、感謝である。 

また、Twitterには書いていないが個人的に良かったこともある。
  • 服装をダイエー仕様に 
今回はC100に引き続きサークル独自の名札に加え、なんと福岡ダイエーホークスのハッピを導入。
これは当初予定にはなかったが、ショッパーズなかま店の閉店セレモニーで着用されていたダイエーグループレディがいたことを思い出し、衝動買い。 

またサークルのブースにはあるキャラクターにも来ていただいた。
これはC100の後に某フリマアプリにてたまたま発見し、不安定の安定へお迎えしたものである。
ひょっこり顔を出しているのが見える。
今後もサークルのブースに登場することがあるかもしれないが、こちらは頒布していないので注意願いたい。

まとめ

皆様のおかげで史上最速で予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、また各種ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。

おまけの話

今回もあのメロンブックスの担当者より委託の案内をいただいたが、すでに委託済みでありますと回答。
メロンブックスで通販はすでにしています既刊、新刊含め全種類購入可能です。

不安定の安定 ショップ - メロンブックス

本来の予定としてはこれから通販、と考えていたのですがC100の参加者様のお声を受け、前倒しで実施したという経緯があります。
結果、予約の段階で多くの受注があったので良かったと考えています。 

なお、諸般の事情により2022年8月31日をもってboothでの頒布は終了しているのでご注意ください。 

次回出展予定は2023年1月のこみトレ41。冬コミ(C101)には出ません。

まだ申し込みも何もしていないので不確定要素満載ですが、新着情報は私のTwitterおよびダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。

コミックマーケット100に出展

2022年8月13日、東京・有明で開催されておりました「コミックマーケット100」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

会場最寄駅から数駅離れたところへ宿を取り泊まっていた。
が、肝心な日に起床事故発生。 
慌てて合流場所へ向かう。
ところが駅に着いたところ目の前で発車。10分近く足止めを食らった。
(りんかい線増発求ム)
(その前に早く起きるんや) 

スタッフと合流後、大きい荷物をロッカーへ預けて東京ビッグサイトへ入場。
入口ではサークル通行証の確認および手指消毒と検温が行われていた。
さらに奥側でリストバンドと交換。
そしてようやくブースへ到着。
場所は東4ヨ-15a。なんとお誕生日席の横である。 
そして2つ隣は…弘前松屋本で一躍時の人となった「みくまり」先生のブース。

そうして落ち着いた頃に搬入物を回収し、設営を完了。
10:15。C100初の一斉点検。

10:30、開会!!

開会後

開会後は場内の様子をうかがいつつ、弊サークルへお立ち寄りくださる方を待った。
開会から25分ほどで1人目。 それから30分後に2人目。そのあとすぐに3人目。
以降間隔は開きつつも多くの参加者様にお立ち寄りいただき、新刊、既刊合わせて30冊を頒布。
(第1弾[歴史本]、13冊。第2弾[京阪]、5冊。第3弾[新刊]、12冊。) 

予算

今回は、お釣りの取り扱いを行わないため既刊を含め頒布価格を1000円へ統一
さらにキャッシュレス決済の種類を大幅に拡充
クレジットや交通系だけでなくWAONやnanaco、さらにQRコード決済銀聯カードJデビットまで対応。ここまで対応した理由は後述。
予算は値引き分の調整のため30冊へ設定。
波はあったものの多くの方にお求めいただき、閉会6分前に予算達成となった。 

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。
まず、先述した通りキャッシュレス決済の大幅拡充である。
こちらは、COVID-19の第7波真っ只中での開催となる中、準備会よりキャッシュレス決済導入の検討を、とのアナウンスがあったこと、
また他サークルでも多種多様な支払い方法が使えることを踏まえ、
他サークルにできてウチにできないわけがない」との思いから大幅拡充となった。
結果的にお求めいただいた方の約半数がキャッシュレス決済をご利用いただいていたので、良かったと考えている。 
しかし、問題がなかったわけではない。詳細は後述。

また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を採用し設置。 
うろ覚えだが、消毒いただいた方はあまり多くなかった気がする。
長く続くコロナ禍への慣れだろうが、 甘く見てはいけない。

そして今回はビッグサイトの通信状況を鑑み見本誌は通常通り設置
ただしカバーをつけて設置。リスク低減のためである。 

さらにはCOVID-19のワクチンを接種いただいた方向けの割引施策「わくワク割」を実施。
これは
  • 3回以上接種完了の方証明書の提示
  • 2回目までの方2回目が2022年2月1日以降の接種であることが確認できる証明書の提示
と併せてキャッシュレス決済をご利用の方限定で5%OFFとなる施策である。
(2月で切ったのは3回目は2回目から6ヶ月経過で接種可能という政府の指針を準用したものである。)

キャッシュレス決済をご利用の方のうち、70%超の方が割引を受けてご購入。
これは必要に応じて続けていきたい施策である。 
 

なぜこの状況でも出展したのか

東京都にて8月12日に20104名もの罹患者が確認されている状況であるが、出展をした理由は大きく2つある。
  • 中内イズム
  • ダイエーが通常営業であるならば、ダイエー本を扱う以上出展しない理由はない
弊サークルは、地震でも、開けられる状況であれば開けたダイエーの考え方に共感し、
このような状況下でも、頒布できるものがあり、スペースがあり、イベントも中止になっていないのなら出展しない理由はないとの考えを持っている。
スタッフ全員健康であり、当日に大変優先度の高い対応すべき事象がないのなら出展を行うべきと判断した。

また、ダイエーもこのコロナ禍で営業を停止していない。
ダイエーが通常営業なら、弊サークルも通常営業すべきだという判断に至ったため、出展した。

総括

今回は反省点が3つあった。
 

反省点

  • POPの設置方法の改善
こちらについては、今回よりPOPスタンドを導入。
したものの、1台に2つもPOPを吊り下げたことによりバランスが崩れ落下する事象が複数回発生。
重石を置くなどして閉会まで乗り切ったが、設置方法の改善は行わねばならない。
  • 見本誌設置方法の改善 
こちらもPOPと同様で、設置時にバランスが悪い置き方をしていたこと、そして湿気により本がたわんできていたため、落下する事象が発生。
お立ち寄りいただいた参加者様にご迷惑をお掛けする事態となったため、高さを活用し陳列する方法へ改善を予定している。
  • 電源の確保 
これは主に決済端末であるが、閉会までバッテリが持たない事象が発生。
交通系向けの端末はバッテリが切れてしまった。
それだけならまだなんとかなったが、メインの端末も閉会まで持たない事象が起きた。
スタッフの手助けを得てなんとかなったが、モバイルバッテリを複数個持ち込む必要がありそうだ。 

良かった点

  • 釣銭なし対応◎
こちらも頒布価格を1000円とし、釣銭取り扱い中止を継続。
しかしお申し出はゼロ。なぜ?といったお申し出もなかった。
とはいうものの、現金派も約半数いたことから、やはりこのキャッシュレス全盛の時代でもコミケは現金決済が強い世界であると感じた。 
  • 新決済端末導入
こちらは前回(こみトレ39)での反省を踏まえ、端末の集約を目的にVEGA3000なる新しい決済端末を導入。
併せてQRコード決済をはじめ、WAON、nanaco、Edyといった流通系電子マネー 、Jデビットや銀聯カードにも対応。
お立ち寄りいただいた参加者様に驚かれる事態となった。
珍しい支払い方法はほぼいなかったが、端末集約の結果クレジットについては「三面待ち」 が可能となった。
*三面待ち→非接触(NFC)、接触(ICチップ)、磁気の3面同時待ち受け。クレジットを選ぶだけでどの方法でもクレジット決済が可能となる。 

  • レシート出力
これも驚かれる参加者様がいたのだが、弊サークルは現金決済でもレシートをお渡ししていた。
お立ち寄りいただいた記念になるほか、経費として精算する場合にも記録となるし、なによりいくら使ったかがわからないと困るという私の考えがあって即売会の初出展(超こみトレ2020)よりレシートプリンタを導入している。
また、これも「他サークルにできて…」である。他でも出るので出さない理由はなかった。
 
  • おかわり
私を探してお立ち寄りいただいた参加者様もいたのだが、ありがたいことに
一冊買って読んだけど面白かったので他の本も買いに来た」と改めて来てくださった方がいた。
初めてのことであり、大変嬉しく思う。 
  • 同志あらわる
こちらも、ダイエー本を見つけてお求めいただいた参加者の話。
ダイエー某店について造詣が深そうな方で、大変熱い話ができた。
その後、内部で検討の上今後の計画を変更。今はまだお伝えできませんが、乞うご期待
  • 欲しいとの声
コミケ終了後に大変嬉しいお声を頂戴した。
私の案内ツイートをリツイートした後…
これは本当に嬉しい話である。
後になって「買っておけば」といわれたのも初めてなため、大変嬉しく思っている。
この声を受けて、当初の予定より通販開始を前倒しいたします
詳細についてはダイエー本特設サイトおよびTwitterにて発信いたします。乞うご期待!!

  • 名札 
今回は弊サークルのスタッフ全員で名札を着用。
これにより私自身は挨拶が幾分か楽になった。

 昔の名札っぽくつくってみたのである。しかも役職付き。
しかも「For the Participants」の表記。
これは「コミケにはお客さまはいない」の考えに基づき「参加者」の英訳へ変更している。 
あえて役職を「代表」ではなく「支配人」としているのは、本家に倣ってである。
システム担当マネジャー」は、本当にサークルのシステム系を担当しているから付けただけの役職で特に深い意味はない。 (権限もない)
  •  お申し出ゼロ
これが一番嬉しい話である。
色んなことをやっていると、クレームもあるものと思っているが、今回もお申し出は0件であった。
今後も良い対応ができるよう心がけてまいります。 

まとめ

皆様のおかげで予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、また各種ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。

おまけの話

今回もあのメロンブックスの担当者より委託の案内をいただいたので、メロンブックスで通販やるかもしれません。というかやります。
詳細については決定次第ダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。

なお、9月11日の「こみっく★トレジャー40」にも出展予定です。 
遠方の方は通販を、お近くの方はこみトレにてお求めください。
(現状、会場直販+わくワク割が一番おトクです。) 

こみっく★トレジャー39に出展

2022年1月16日、大阪・南港で開催されておりました「こみっく★トレジャー39」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

道中、コスモスクエア駅でスタッフと合流。
今回は頒布品、備品は宅配搬入を行った。

入場前に私は大阪府における独自の追跡確認システムである 大阪コロナ追跡システムへ登録。
 公式からはb2-onlineの入場認証と厚生労働省が公開しているCOVID-19接触確認アプリケーション「COCOA」のインストールを求められていたが、不安定の安定(以降、弊サークル)は、それらに加えて大阪コロナ追跡システムの登録を勧めていた。

登録を終えたらサークル入場ゲートへ。
入場ゲートで検温され、サークルチケットを係員へ渡し、入場。 
 (ちなみにサークル入場ゲートではb2-online入場認証とCOCOAと併せて大阪コロナ追跡システムへの登録を推奨、と掲示物に記載があった。)

ブースに到着。設営を終え、少し談笑。
なんだかんだでおもちゃの兵隊さんのマーチがながれてきて、開会4分前であることを知る。
(流れてきたのが10:56頃) 

開会後

開会後は入口から壁サークル方面への人の流れを見つつ、弊サークルへお立ち寄りいただける方を待った。
開会から50分ほどで1人目。
それから30分後に2人目。
以降、間隔は開きつつも参加者様にお立ち寄りいただき、計10冊を頒布。 

予算

今回は、前回(こみトレ37)の反省を踏まえ、現金の取り扱いを再開
お釣りを取り扱わないため、頒布価格を1000円としたが、お申し出はゼロ
売上予算も10冊、10,000円とした。
開会後50分、お立ち寄りいただく方はいたものの購入に至る方がいなかったため、予算達成が危ぶまれたが、閉会1分前になんとか予算達成となった。 

COVID-19対策

弊サークルでは今回も、まだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。
まず、先述した通り頒布時における釣銭の取り扱いの一時中止である。
こちらについては、大阪府内においてCOVID-19の新たな変異株、オミクロン株市中感染が確認されたため2021年12月23日に正式発表している。
実は、2021年12月10日にオミクロン株が大阪府内で初めて確認された時点で釣銭の取り扱い中止は検討していたのだが、 市中感染確認後の発表となった。

また、今回もキャッシュレス決済に対応。
今回から、iDとQUICPayに追加で対応した。
が、トラブルが起きた。詳細は後述。

また、今回もブースにアルコール消毒液を設置。
大阪発の化学メーカ、「サラヤ」の業務用製品を採用し設置。 
ただし、我々サークル関係者以外で消毒いただいた方はあまりいなかった気がする。
長く続くコロナ禍への慣れだろうが、甘く見てはいけない。

そして今回も接触によるリスク低減を目的に、見本誌のオンライン化を実施。 
開会直前に内容の見直しを行ったが、読み込みが遅いなどの大きな問題は発生していない。

なぜこの状況でも出展したのか

大阪府にて1月15日に3692名もの罹患者が確認されている状況であるが、出展をした理由は大きく2つある。
  • 中内イズム
  • ダイエーが通常営業であるならば、ダイエー本を扱う以上出展しない理由はない
まず、中内イズムとは何か、についてTwitterの投稿をお読みいただきたい。

弊サークルは、地震でも、開けられる状況であれば開けたダイエーの考え方に共感し、
このような状況下でも、頒布できるものがあり、スペースがあり、イベントも中止になっていないのなら出展しない理由はないとの考えを持っている。
スタッフ全員健康であり、当日に大変優先度の高い対応すべき事象がないのなら出展を行うべきと判断した。

また、ダイエーもこのコロナ禍で営業を停止していない。
ダイエーが通常営業なら、弊サークルも通常営業すべきだという判断に至ったため、出展した。

総括

反省点、良かった点はTwitterに投稿済である。

反省点

  • レシートの紙切れ
1人目の参加者様が立ち寄られた際に、印刷途中でレシートの紙が切れる事態が発生。
幸い、予備のレシートロールを持ってきていたためその場で交換し事なきを得たが、
切れかけであることを確認したら交換するとともに、設営完了後、開会までの間に確認を行うよう改善する。 
  • クレジット決済端末の不調 
こちらが大きなトラブル。
1人目の参加者様が支払方法にiDを指定されたため、決済を行うべくPOSを操作したところ、
なんと決済端末のアップデートがこのタイミングで実行されてしまっていた。
幸い、クレジットカード付帯のiDであったため、クレジットカード決済へ切り替えていただいたが、
目玉として出したものの幸先の悪いスタートとなってしまった。
もしiD単体のカードしかない場合で起きたらと思うとゾッとする。

また、クレジットカード用の決済端末(COINEY)も、POSとの接続不良が発生。
決済ができないトラブルはなかったものの、参加者様へご迷惑をおかけしているため、次回出展までに新決済端末への変更及び集約を行う。
なお、端末変更および集約が完了すれば、クレジット宣言でタッチ決済もご利用いただけるようになる予定である。 

良かった点

  • 現金決済再開、釣銭なし対応◎
前回の反省を踏まえ、今回から現金の取り扱いを再開。
ただし頒布価格を1000円とし、釣銭の取り扱いを取りやめた。
しかし、お申し出はゼロであり、トラブルはなかった。
やはり同人誌即売会はキャッシュレス全盛の時代でも現金決済が強い世界であると感じた。 
  • バーコードスキャナ導入 
今回より、バーコードスキャナを導入。
打ち間違え防止のためと、オペレーションの簡略化が目的である。
結果、お立ち寄りいただいた参加者様に驚かれる事態に。
バーコードスキャナを導入しているサークル、POSを導入しているサークルはあまり多くないが、
POSは何よりも決済の記録が残るため、売上管理等がとても楽になる。 
また、バーコードスキャナについては、2品以上取り扱う場合は誤って売上を立てることがなくなるため、導入して良かったと考えている。

  • お申し出ゼロ 
これが一番嬉しい話である。
前回は完全キャッシュレスサークルとして参戦したものの、あまり評判は良くなく、しかもチャンスロスまで発生した。
今回はその点を改善した結果、お申し出が0件であった。
今後も良い対応ができるよう心がけていきます。 

思うこと

今回、お立ち寄りいただき、会話したものの購入に至らなかった方も多くいた。
ただ、数回お立ち寄りいただいたものの購入に至らず、会話だけ長くされる方がいらっしゃったのは遺憾である。
人の振り見て我が振り直せ、ではあるが、感染症対策の観点からも、長話だけはご遠慮願いたい。 

まとめ

皆様のおかげで予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、本日ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

おまけの話

今回、あのメロンブックスの担当者から委託の案内をいただいたので、もしかするとboothとメロンブックスの2本柱で事後通販をやるかもしれません。
詳細については決定次第ダイエー本特設サイトにてお知らせいたします。 

なお、通販については総支払額が出展ブースでの直販とは異なりますので予めお知らせいたします。
(boothについては倉庫発送になるので送料が別途かかります。) 

こみっく★トレジャー37に出展

2021年1月17日、大阪・南港で開催された「こみっく★トレジャー37」に出展しておりました。
今回はそのウラ話です。

会場付近でスタッフと合流。(定刻通り)
備品は事情により直接搬入。(筋肉痛)

入場前に私、スタッフともに大阪府における独自の追跡確認システムである大阪コロナ追跡システムへ登録。
公式からはb2-onlineの入場認証と、厚生労働省が公開しているCOVID-19接触確認アプリケーション、COCOAのインストールが求められていたが、不安定の安定(以降、弊サークル)は、それに加えて大阪コロナ追跡システムへの登録を勧めていた。

これは万が一インテックス大阪(登録対象施設)内で感染者が確認された場合に注意喚起を促すメールが大阪府より発信されるものである。

登録を終えたらサークル入場ゲートへ向かい、入場口にて検温される。
検温で問題なかったため建物入口付近でアルコール消毒液にて消毒を実施し、入場。
(ちなみにサークル入場ゲートではb2-online入場認証とCOCOAと併せて大阪コロナ追跡システムへの登録を推奨、と掲示物に記載があった。)

ブースに到着、なんとか設営。
なんだかんだでおもちゃの兵隊さんのマーチが流れてきて、開会3分前であることを知る。

開会後

開会後は行列のできる壁サークルを見つつ、弊サークルに立ち寄ってくれる参加者を待ち続けた。
開会20分ほどして1人目。
そしてしばらくして2人目。
以降、間隔は開きつつも参加者様にお立ち寄りいただき、計10冊頒布。
なお今回は後述する事情により売上予算を前回より少なく設定していた。

予算

今回はかねてよりお伝えしていた通り、頒布時における現金の取り扱いをなくし、ブースの完全キャッシュレス化に踏み切った。
そのため、現金でお求めの方が減ることを想定し、前回2020年9月より半分の予算を設定。
(前回は10冊、8900円)
実績としては、現金取り扱い廃止という制約があるにも関わらず、皆様のおかげで予算達成率200%となった。ありがとうございます。

COVID-19対策

弊サークルではまだまだ収まる見込みのないCOVID-19感染拡大防止のために様々な対策を実施していた。
まずは、先述の通りの頒布時における現金取り扱いの廃止である。
こちらについては、大阪府に2度目の緊急事態宣言が発令されるよりも前、大阪府における独自の警戒基準、「大阪モデル」における赤信号点灯の段階で決定しており、2020年12月10日に正式に発表している。 
この施策は今回のこみトレのブースで初めて運用。
現金でお支払いをされようとした参加者様には現金が使えないことを伝え、クレジットカードか交通系電子マネーでのお支払いをお願いした。
結果、チャンスロスが1件、お申し出が1件発生した。
(これでは1冊も売れないよ。というお申し出をいただいたが、弊サークルは10冊頒布していることを申し添えておく。) 

逆に、「キャッシュレスなら是非」とお求めいただいた方もいらっしゃった。
弊サークルの施策の趣旨を理解いただいた参加者様に厚く御礼申し上げる。 
(趣旨としては、接触による感染リスク低減である。) 

また、今回はブースにアルコール消毒液を設置。
大阪発の化学メーカ、安心と信頼の「サラヤ」の製品を採用。
しかもスーパーマーケット店頭などに設置されているものと同様のものを選定。 
(安心して使える、使ってもらえるものがいいという思いで選定)
回し者ではないが、手によく馴染むのでおすすめである。

そして、今回も接触による感染リスク低減のために見本誌をオンライン化。
前回の反省を踏まえ、内容の大幅削減および軽量化を実施。
結果、「読み込みが遅い」といったお申し出はなかった。
(iOS端末だと少し時間がかかるが、それでも前回より速い方である。)

代表の想い

アルコール消毒液はいまやあちらこちらに設置されているが、現金取り扱いの廃止まで行ったサークルは出展サークルの中ではおそらく弊サークルのみであろう。
なぜここまでするのか。それはサークル代表の私自身の強い想いがあったからだ。

私自身、「弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者様、弊サークルのスタッフからCOVID-19感染者をひとりも出さない、出してはいけない。弊サークルが感染の原因となってはいけない。」という強い想いを持って出展している。
弊サークルの主な活動地は大阪府内、こみトレの会場も大阪府内、そして代表は大阪府民である。
大阪府の状況が逼迫していることは情報を収集の上よく知っているつもりであるので、お立ち寄りいただいた参加者様に不便を強いることは承知の上で現金取り扱い廃止の決断を下した。 
その点をどうかご理解いただきたい。

なぜこの情勢でも出展をしたのか

大阪府に緊急事態宣言が発令された状況であるが、出展をした理由は大きく2点ある。
  • 1月17日である
  • ダイエーが通常営業であるならば、ダイエー本を扱う以上出展しない理由はない

まず、1月17日であるから、という点はご存知の通り、阪神・淡路大震災の発生日であるからだ。
今年で26年を迎えたが、1995年の発生当時、ダイエーは素早い対応を行い、伝説として語り継がれている。
ダイエーの歴史を語る上では絶対に外せない阪神・淡路大震災。
ダイエー本には当時現場で尽力されたダイエーグループマンのインタビューとともに、当時の動きについても記している。
ダイエーの歴史をより多くの人へ伝えるためにも、1月17日だからこそ出展しないと、と考えたのだ。
(ちなみに、震災をダシにしてダイエー本を頒布しようなんて考えは一切ないことを申し添えておく。) 

また、ダイエーがこのような状況下でも通常営業を続けてくれていることを考えたときに、
出展できるような状況なのに出展しないというのはあり得ない、と考えた。
ましてや、ダイエー本を取り扱うサークルである。
中内スピリッツに反するのではないかという考えに至ったため、出展することを決めた。

総括

反省点、良かった点はTwitterに投稿済である。



反省点

  • 現金の取り扱いは状況次第で要検討
現金取扱廃止におけるチャンスロスが起きたことから、今後については感染状況を確認の上検討する。
  • 見本誌が指定時刻に公開されない
これについては私の設定時のミスである。
1月17日 10時30分に公開される予定であったが、事象発生後に確認すると1月13日になっていたことが判明。
テストをした際に設定を戻すのを忘れていたのだ。 反省。

良かった点

  • 交通系電子マネー決済多数
今回より交通系電子マネー決済を導入。
その結果、多くの方が交通系電子マネー決済を利用していた。
より便利にと考え導入したが、その効果はあったように思う。
  • 現金取扱不可の制約ありにもかかわらず前回同様の売上を達成
これは本当にお求めいただいた参加者様のおかげである。厚く御礼申し上げる。
  • 口コミを聞いてお買い求めいただいた方がいた
これについては、お立ち寄りいただいた参加者様から聞いた話であるが、
あなたの好きそうな本があるみたい」と知り合いから聞いてきたのだそう。
勧めていただいた方がダイエー本を読んでいたのであれば、口コミで広めてくれたことになる。
大変嬉しい話である。
  • キャッシュレスだからとお買い求めいただいた方がいた
これは私ではなくスタッフが対応して、後に聞いた話であるが、
キャッシュレスなら是非」とのことでお求めいただいたとのことである。 
弊サークルは今回は完全キャッシュレスサークルとして出展していたので、このようなお言葉をいただけるとは想定もしていなかった。ありがとうございます。

なお、これらに加えてもう一点ある。
  • 目を惹くPOPの効果絶大
これはおしながきとは別に、とあるセールのPOPに似たようなPOPを設置していたことによる。
ブース内側から見ていたところ、明らかに視線がそのPOPに向いているのが多いような印象を受けたのだ。
POPだけでも与える印象が変わるとは。面白い。

まとめ

皆様のおかげで予算達成、大きな成果を出すことができました。
弊サークルのブースにお立ち寄りいただいた参加者の皆様、本日ダイエー本をお求めいただいた皆様、本当にありがとうございました。
 

ダイエーの歴史に関する同人誌を出しました

2020年9月6日、ダイエーの歴史に関する同人誌を大阪・南港のインテックス大阪にて開催された「超こみっく★トレジャー2020」で頒布しました。

波はありましたが、一応当日の売り上げ予算は達成しました。

お越しいただきました皆さま、本当にありがとうございます。 

はじめに

本を出す計画自体は昨年秋頃よりありました。が、なかなか実行に移せずいました。
本格始動は今年のゴールデンウィーク頃。とりあえずたたき台をつくり、スタッフと打ち合わせ。

とりあえずどうするかの方向性を決め、打ち合わせは終了したのですが、
そのあと数週間後に某カフェでフラペチーノを飲みつつ頭に浮かんだ内容を書いてましたね。 

イラスト

早い段階でイラストは発注していました。というのもイラストはスタッフのアイデアをそのまま採用。
私はそのままイラストレータさんへ発注。
なかなか難しい注文だったとは思いますが、予想以上の作品を納品していただきました
これにはスタッフ共々びっくり。

関係者の話も

また、とあるダイエーグループマンの方にはある件について取材。
おかげで同人誌では初めて書かれるのではないかという内容になりました。 

8月

8月初旬、ひとまず完成。スタッフ共々内容に問題ないことを確認し印刷会社へ入稿。
8月中旬、たまたまミスが見つかり差し替え。
8月下旬、完成本が納品される。

が、ここで原稿では見抜けなかったミスが発覚。
正誤表作成にとりかかる。
印刷会社へ発注している時間もなかったので自宅で印刷。
印刷したら納品された本すべてを開封の上正誤表を挟み込み。
間違えたら大変です。原稿は何度もチェック、入稿はお早めに。 

9月

9月2日、会場へ向けて諸々発送。
この段階で頒布当日にレシートをどうするか考える。
思い立ったが吉日。レシートプリンタをポチる。
9月5日、レシートプリンタの設定をしつつ、最終調整。
9月6日、当日を迎える。

当日

当日は起床事故を起こしつつもスタッフと合流、9:30頃入場。
あれこれ準備しつつ、スタッフへPOSのレクチャー。
11:00、開場。
開始20分で初めて売れる。
売れると嬉しい。
そのあとは少しずつ売れ、なんとか売り上げ予算達成。

14時台は全く売れす大変であった。
15:00、閉場。
レジ精算および荷物をまとめ、撤収。

反省会

撤収後、スタッフと大阪某所のHUBで反省会。
私自身の反省点は下記の通り。

 WEBではお釣りなしと告知していたにも関わらずPOPの掲出を忘れ、急遽お釣りの準備をすることに。
また、見た目の見本としてフィルムに包んだ見本誌を置いていたのだが、それを読もうとした参加者にオンライン見本誌の案内をしたところ、チャンスロスに。

見本誌をPDFで用意したのだがAndroid端末では軽かったが、iPhoneでは重かった
それはiPhoneはそのまま開くので回線状況およびファイルサイズにより重い軽いが変わるのだ。
次から見本誌は一部ページだけにしよう。オンラインならね。

レシートについては渡し忘れがあった。これはクレジット控えではないので大きな問題ではないが、渡し忘れはよろしくない。

電子マネー決済使用不可は大きな痛手に。これは完全に業者のシステムトラブルの影響を受けたのであるが、少し残念がっている参加者さまもいたので反省点の一つとして挙げた。

あと、クレジットカードのICチップ決済時にシステムの仕様上サインが必要になったため、参加者さまから不満の声がちらほら。
これについては改善のため、次回以降別のシステムの導入を決定。現行システムと並行して使用します。

POP

POPについては、昔のダイエーおよび最近のダイエーのものを参考につくりました。
フォントは似ているかはわかりませんが、価格の書いたPOPは参加者さまからも「ダイエーっぽい!!」と高評価をいただきました。

サークルロゴ

サークルロゴは1時間ほどでつくりました。
英字フォントは3台目ロゴと同じもの。"i"の点がないのはなぜでしょうかねぇ。

通販でも頒布中!!

当日来れなかった方のために通信販売でも頒布中です。
詳細についてはこちらをご確認ください。
オンラインショップはこちら

素晴らしいイラスト!!

今回イラストを描いてくださった禊名 莉乃亜さんから素晴らしいイラストが届きました。

 私のお気に入りです。ありがとうございます。

お願い

みなさんダイエー本買ってください。
慌てないで。在庫は潤沢にあります。

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